ブログを始めて約1年半、書くことがないわけではないのですがどうも筆が進まずに更新に時間がかかるのが悩みでした。というか今も悩んでいます。
もともとそんなにタイピングなども速い方ではないのですが、それよりもブログに割ける時間が多くもないのにその時間自体もうまく使えていないと感じていたんですね。
ですのでブログを書く時間を強制的に捻出しようと思い切って生活を朝型に変えてみました。
今回はそんないきさつを記事にしてみますので、ブログを書く時間について悩んでいる方のお役に立てるかもしれません。「かも」ですよ「かも」。
目次
私の生活スタイル前提条件
どうでもいいかもしれませんが私の家庭環境とパーソナリティは以下の通りです。
以下の前提条件で読み進めていただければ幸いです。
- 既婚・子供(幼児)1人
- 共働き
- 朝食準備は自分、子供の朝の準備は妻
- 保育園の送りは自分、迎えは妻
- 部屋掃除はルンバ
- 夕食準備、後片付けは妻
- 風呂掃除、子供の風呂は自分
- 洗濯は妻
- 子供の寝かしつけは自分
- その他子供にトラブルが起きた場合の方針決定権は妻
- 陸マイル活動はブログの時間内に含む
- 基本怠け者
共働きで子供が小さいということもあり、家にいる時間は一人になることはほぼありません。
家でブログが書ける時間は、妻子が寝ている時間だけです。
もちろん、陸マイル活動を行う時間も妻子が寝ている時間だけですので、今回の記事ではブログ執筆の時間に含めています。
大体こんな感じの3人家族の方はそれなりにいると思いますので、そういった方々の参考になればと思いますよ。
従前の生活パターンはどんなだった?
生活を変える前の一日の行動を円グラフにしてみました。
何やかんやで昼休み含め2時間以上は執筆に充てることはできているはずなのですが、体感はそんなに時間を取れている感じがしません。
というのも、一日の終わりにブログを書こうとしても疲れていてなかなか筆が進まないんですよ。
調べ物とかも要領を得なかったりしてさっぱり効率が上がらないんですね。
言い訳じゃないですよ?ホントですよ?
底なしの体力を持っている方や強靭なメンタルを持っている人はこんな悩みなどはないのかもしれません。
しかし私は自他共に認める怠惰な人間です。
学生時代にとある場所では「The Laziest Student of the Year」という不名誉なあだ名を付けられたこともあるくらいです。
そしてキツイのが、子供の寝かしつけに延長戦があるというところです。
すんなり10:30くらいに寝てくれれば問題ないのですが、遅いときだと11:30くらいまでズレ込むことがあります。
子供の寝入りが遅れるとベースの時間も減る上に、普段よりさらに疲弊して効率は落ちます。
11:30にパソコンに向かうも何もする気力がなく、隣でテレビを垂れ流しながらパソコンの前でただ座っているだけという日もありました。
逆にブログが少し捗ったり陸マイル活動の案件消化などを行った日は、今度は就寝時刻が1時2時にズレ込んで睡眠時間が削られていくことになります。
生活スタイル変更を決断
子供の寝かしつけに疲弊、睡眠時間も減り体力の限界を決断した私は、生活スタイルを朝型に変更することにしてみました。
変更後の生活スタイルは下記の通りです。
当初の目論見は、「多少ブログを書く時間が減ったとしても朝の決まった時間のほうが集中できるであろう」というものでした。
正直言って、仮にブログの進捗が思わしくなくても一定睡眠時間の確保をしなければ体がもたないという危機感もありました。
というのも子供が小さく休日の外出も必須で、朝も何時に起こされるかわかりません。
そのため休日での体力回復も絶望的だったからです。
かくして夜更かしをやめて平日は朝5時起きの朝型シフトを組むことになりました。
ちなみに休日についても前日の夜更かしをやめ、6時には起きて各種作業を行っています(ブログを書いているとは言っていない)。
朝型にシフトした結果起こったメリット
一定の睡眠時間が確保できた
夜型のときは6時間程度だった睡眠時間が朝型にしてから7時間ほどに増えました。
もちろんグラフに示されている7時間15分まるまるぐっすりというわけにはいきませんが、それでも以前よりしっかり眠れているのを実感しています。
「早起きしてなぜ睡眠が取れるようになるんだよ!」
という疑問が湧くでしょうがこの理由については後述します。
作業の効率が上がった
ブログを書く作業、陸マイル活動をこなす作業の効率が想定していた以上に上がりました。
作業時間の平均自体は2時間15分から2時間ジャストに減ってはいるのですが、その中で怠ける時間が劇的に減ったのが奏功しています。
今までは作業の終わり時間は決まっておらず、
寝ておかないとなあ
というモヤッとした希望から大体0時半くらいに寝床につくくらいの雑な締切で作業を行っていました。
まだ時間はあると思っているうちに寝るべき時間になっていたり、睡眠不足から作業中に寝落ちすることもしばしばでした。
しかし朝の時間に作業をすると、6時半には朝食や出勤の準備を始めなければ保育園や会社に間に合わないというはっきりとしたデッドラインが定まります。
朝の作業時間を逃すと次に作業できるのは会社の昼休みです。
もちろん家のパソコンではなく会社のパソコンでやるのでできる作業の幅もぐっと狭まってくるわけですね。
そうすると次にまとまった時間を取れるのは翌日の朝ですのでサボっていては何も進まないというのが以前よりはっきりと突き付けられることになります。
作業効率が上がった要因はもう一つあり、
ちゃんとやらないと!
という気分になることです。
夜型だとどうしても寝る前のノルマ的な感が拭えず惰性になりがちだったのですが、朝になると目的のために計画的に行動している感が出てくるため自ずと気合も入ります。
また、朝食は作業後に摂りますので作業中口にしているのはお茶だけです。
もちろんお腹は空いているのですが、そのちょっとした飢餓感も集中力を上げるのに一役買っている気がしなくもありません。
休日は6時から家族が起きてくるまでの間なので、家族の始動が遅い日はさすがに冷蔵庫の残り物をつまんでいますが…。
子供の寝付きが良くなった
これは想定していなかったメリットで、かなり嬉しい誤算でした。
以前から子供の寝かしつけは私が行っていました。
妻がフリーになる時間はこの寝かしつけのときから妻自身が寝るまでの本の短い時間だけです。
そして寝かしつけが終わってから私が寝るまでの間が私のフリーの時間だったんですね。
妻は会社人間なので、睡眠時間を削って仕事に支障が出ることを良しとせず(それが普通なんですが)、できれば10時半くらいには就寝したいと考えています。
しかし子供の寝かしつけが遅れると妻が寝る時間も後ろにズレ込んでしまうんですね。
子供が寝ないうちに妻が寝室に入ってくると子供が興奮して更に寝るのが遅れるため妻は寝室に入ってこれないんです。
そして寝不足になった妻が鬼の形相になるという負の連鎖に陥るわけですね。
従前は子供が寝てから私が活動するスタンスだったんですが、朝型にシフトしてから私も子供と一緒に寝るようになりました。
それが子供の寝入りに効果的に作用しているようなんです。
つまり子供にとって、
早く寝なさいよ!
というスタンスで寝かしつけをするよりも、
父ちゃん先に寝ちゃうよ?
というスタンスで寝かしつけるほうが子供の寝入りに効果的に作用しているんだと思います。助かるぜ!
このおかげで私の睡眠時間も従前より1時間ほど多く取れるようになり、休日に昼寝を強行する必要もなくなりました。
妻子を放置して昼寝をすると妻がまた不機嫌になりますからね。
妻も寝かしつけの時間次第で睡眠不足になりがちですから。
朝型にシフトした結果起こったデメリット
生活を変えたことでのメリットは以上ですが、もちろんある程度のデメリットもありますのでそちらも包み隠さず晒していきますよ。
夜泣きの精神的ダメージが大きい
もちろん子供の夜泣き自体は朝型であろうが夜型であろうが辛いことに変わりはありません。
しかしこれに関しては感じ方だけかもしれませんが前よりも辛くなったように感じます。
例えば夜中の2:30に泣き出して、収めるのに1時間かかると寝直せるのは午前3:30です。
以前の6時半起きであればそこから3時間ほどまとめて眠れたのですが、5時起きとなると1時間半しか眠れません。
もちろん起こされる前に寝ている時間は今のほうが長く取れているんですが、充分寝ていない状態で寝直せる時間がかなり短くなったのは精神的にかなりきついです。
子供の夜泣きがなくなればこの問題は解決されるのですが、夏場に差し掛かって体がかゆいと暴れだし始めたのでこの解決にはもう少し時間がかかりそうです。
ただまあ全体の睡眠時間自体は増えているので、精神的ダメージは大きくても物理的なダメージはそれほどでもありません。
一日を通せば以前よりも体調は良くなっているので気にするほどのことではないのかもしれません。
慣れるまでは仕事中のミスが増える
当然ですが生活スタイルを朝型に変更すると体のリズムにも歪みが出ます。
私もご多分に漏れず仕事の集中力が大幅に低下しました。
朝型シフトに変更後、初日にやらかしてしまったミスがこちらです。
夜更かしをやめ朝早く起きてブログを書くことにした結果、ブログ自体は捗るも仕事にて巨峰を巨乳と言い間違える初歩的かつ致命的なミス。
中学生かよ死にたい。— NECOMUG (@yutako_awful) 2018年6月20日
想像もできないよねぇ。
しかもこれ、社内での会話の言い間違いじゃないんです。
取引先との電話でやらかした言い間違いですからね、しかも相手は女性。
役満です。
こんなバカみたいなミスをしてしまうことも生活リズムを変えた弊害として顕在化してしまいます。
朝型にせよ夜型にせよ生活リズムを変える際には、このような凡ミスをしてしまわないよう仕事には細心の注意をはらいましょうね。
眠くなる時間帯が2度襲ってくる
これも慣れれば緩和されるのかもしれませんが、地味に大変なのがこれです。
皆さんも仕事中、昼食後の時間帯は眠気に襲われるなんてこともあるかと思います。
実は朝方に変えてから、就業直後も眠くなるようになってしまいました。
夜型のときも朝食は同じ時間に摂っていたんですが、寝不足の日を除いて朝から眠くなることはそうそうありませんでした。
朝型にしてからも朝食の時間は変わっておらず、食後の眠気と言うには少し時間が空きすぎています。
まあ実際朝食後は出勤準備と通勤という体を動かすイベントが続いているので眠気が先送りされただけなのかもしれません。
起きてからの活動時間が長くなったため昼食後と同じような体の状態になり、朝食後にも睡魔が襲ってくるのではないかと勝手に解釈しています。
朝食の量を減らすことで緩和できればいいんですが…。
朝型にシフトしたまとめ
朝型にしたメリット
- ブログ執筆を含め作業効率が上がる。
- 睡眠時間が増えて命の危険が軽減。
- 子供が早く寝て時間に余裕ができ、その結果妻の睡眠時間も増えて家庭が平和。
朝型にしたデメリット
- 慣れるまでは日中の集中力が下がり仕事でありえないミスをする。
- 夜中に起こされたときの絶望感がすごい。
- 昼食後の睡魔が朝食後にも来る。
朝型シフトの総括
実際にやってみたら想定していなかったメリットとデメリットが両方出てきました。
このブログも相変わらず更新頻度はひどいものですが作業効率の上昇は実感しています。ホントですよ!?
個人的にはデメリットよりもメリットのほうが上回っていると思います。
妻も、
腹立つから今のほうが全然いいわ
とお墨付きをくれています。
ですので、家族持ちでブログを書く時間の取りにくいサラリーマンブロガーさんにはお勧めしたい朝型シフトですよ!
巨峰のミスさえなければなぁ…。
ではまた!