クレジットカード

CICで自分の信用情報を確認したら色々発見できた

CIC情報開示アイキャッチ

※この記事は約 10 分で読めます。

クレジットカードについて記事を書いたりすることもあるので、せめて信用情報くらいは開示請求者からどう見えているのかくらいは知っておこうということで、CICから自分の信用情報を取り寄せてみました。

自らの情報を開示してみて、今まで学んできた「クレジットカードはこうすべし!」的な提言、定石の理由がわかったり、新たな発見があったりと、なかなか為になりましたのでそれを軽く触れていこうかと思います。

CICとは何ぞや

CICとは、ざっくり言うと個人の信用情報を加盟会社で共有する機関です。ざっくり。
ここにアクセスすることで、その個人がクレジットカードや金融絡みでどういう感じなのかをざっくり把握できるわけです。
もうざっくりざっくりでさっぱりわからないと思いますので詳細をどうしても知りたいという方は公式HPWikipediaなどでご確認下さい。

CICとか誰が使うの?

CICにストックされている個人の信用情報を利用するのは主に加盟会社です。
クレジットカードを申し込んできた人の信用情報を参照したり、既に契約している人の環境に変化がないかを確かめたり、または契約者に変更やトラブルがあったらそれを情報に書き加えていったりします。

これはCIC加盟会社だけが秘密裏にこっそり抱えて仲間内で回しているだけではありません。
信用情報を共有されている本人が開示請求をすれば自分の情報を見ることができます。

加盟会社と本人の他に開示の請求ができるのは基本的に代理人か相続人あたりに限られます。
気になるからといって他人の信用情報を誰でも見られるわけではありません。

実際にCICの開示請求を行う手順

CICへの開示請求はパソコン等から割りと簡単に行うことが可能です。
ここではパソコンを使った開示の手順を説明していきます。

まず、CICのトップページより「パソコンで開示」をクリックします。

 

CIC開示請求01

利用手順や利用環境などを確認したら開示請求ボタンをクリックします。

CIC開示請求02

利用規約を確認した後、記載の電話番号に電話をかけ、受付番号を取得します。

CIC開示請求03

注意事項としては、ここに電話をかける際はあらかじめお手元に決済用のクレジットカードを用意しておきましょう。
この通話料は有料で、しかもカケホーダイなどの定額通話の対象外ですので、手間取ると手間取った分だけ通話料が嵩んでいきます。
もう一つは、クレジットカード会社に渡っているであろう電話番号からかけなければいけません。
使用した電話の番号がいずれのクレジットカード情報にも登録されていない場合、取得した受付番号は意味をなさなくなって時間と通話料の無駄になってしまいますので気をつけましょう。

受付番号を無事取得したら、画面下部のご利用前最終確認のボタンをクリックして進みます。CIC開示請求04

ポップアップで最終確認画面が現れます。

CIC開示請求05

各項目を確認したらチェックを入れ、開示をクリックします。

CIC開示請求06

なぜか新しいウィンドウで承諾画面が出ますので、確認して承諾したらいよいよ開示申請です。

CIC開示請求07

各入力項目の指示に従って埋めていきます。
それほど難しいことは聞かれませんので順に進めていきましょう。

CIC開示請求08

次へ進むと、最終確認画面と、パスワードの注意が出ます。

CIC開示請求09

先程電話で取得した受付番号6桁に続けて使用したクレジットカードの有効期限(月/年)4桁の計10桁の数字がパスワードです。
開示情報はPDF形式でダウンロードされ、それを開く度にこのパスワードは聞かれますので、このパスワードはメモしてしまう方がいいでしょう。

ここで確認ボタンをクリックすると、1,000円の支払いが発生し、PDFがダウンロードされます。

CIC開示請求10

以上でCIC開示手順は終了です。

それほど難しいことではありませんが、開示できる時間は8:00~21:45までです。
あまりギリギリに始めてしまうと最後の確定時に利用可能時間を過ぎてしまう可能性がありますので余裕を持って申し込みましょう。

CICで開示した情報で何がわかるの?

実際に私がやってみた開示を例にして説明していきますね。
見る人が見ればもっと多くの情報が読み取れるとは思いますが、そこは私の個人情報なのでご愛嬌ということで。

1.クレジットカード等の契約情報

CIC契約情報01

上記のような感じで色々記載されています。
1ページ毎に契約1件となっています。
それぞれの項目に番号が割り振られていますね。
例によってざっくり見ていきます。

題目のところにはカード会社名だけが記載されており、カードの名前は記載されません。
現在契約していない会社でも解約から5年間は記載された状態です。

例えば私の場合、三井住友カード発行のクレジットカードについては、ANA VISA ワイドゴールド、ANA銀聯カード、AmazonゴールドカードMasterの3枚に加え、以前に解約した三井住友一般カードの全4種についての情報がそれぞれあります。

死蔵カードや解約したカード(5年間)も記載されていますので、自分で把握しているより多い件数の記載がある場合もあります。

また、カードローン会社の契約もCIC加盟会社であれば記載されます。
昔一括返済して忘れていた消費者金融の契約がまだ残っていました。
いくつかの消費者金融では1,000円未満の債務残高は無利息残高として利息もつかず督促もないので返済し終わったものとしてカードも捨ててしまいましたが、こういうところにはしっかり残っているんですね。
翌日にここに載っていた消費者金融に電話して未払い分の振込先を聞き、返済次第解約の旨を伝えました。
解約証明を送ってくれるということでしたのでついでに取引履歴もお願いしました。

陸マイラーだなんだと言って何枚もクレジットカードを発行していますが、そのたびにカード会社に昔つまんでいて契約が残っているのを見られていたと思うと恥ずかしい限りですが、今回解約したことでめでたく(5年後には)消費者金融の履歴が消えるはずです。

CICの履歴を開示することによってこういう身辺整理につながったのは個人的にはかなりの収穫でした。
私と同じように昔つまんでいて完済した方がいらっしゃいましたら一度開示してみるのもいいかと思いますよ。

ただし、CIC非加盟でJICCにのみ加盟している消費者金融があったりすると困るのでJICCの方も近いうちに取り寄せてそちらも確認しなければいけませんね。
消費者金融はJICCがメインと聞きますからまだ忘れている消費者金融が出てくるかもしれません。こわいこわい。

2.契約のある会社に登録してある本人の個人情報

クレジットカードなどを契約して、そこに登録してある最後の氏名、電話番号、住所、本人確認書類のナンバーといった情報が記載されています。
例えば以前に契約したカードで住所変更の手続を踏んでいなければ昔の住所がそのまま載っています。

昔の情報が記載されている契約を見つけたら念のため変更の手続きをした方がいいでしょう。
申込時にズボラな印象を持たれてしまって心象が悪くなるなんてこともあるかもしれませんし、カード紛失時や解約のときなどに本人確認に支障が出てくる可能性もあります。

前の住所とか前の電話番号は意外と覚えていないものです。
上で書いた消費者金融解約のくだりにしても、もし開示情報なく電話していたら住所が違うため本人確認に手間取ってグダグダになっていたであろうことは想像に難くありません。

もう開示手数料1,000円の元なんてしっかり取りました。素晴らしい。

3.契約や解約、最終入金日などの日付

同じ会社で複数枚のカードを所持している場合はこの辺の情報を見てどのカードかを割り出すことができます。

限度額やキャッシング枠なども記載がありますね。
まあこれは各カードのWEBにログインすれば確認できますので契約者本人であれば特に気にすることもないでしょう。

アコム移管終了

31番のところに「完了」と書いてあればカードが解約されていることを意味しています。
私の場合はアコムで何故か「移管終了」と書いてありました。
「債権譲渡か!?」
とめちゃくちゃ焦って確認したところ、どうやらアコムがキャッシュワン事業をじぶん銀行に譲渡したため契約が移っただけだったようです。
じぶん銀行は特に契約情報が載っていませんでしたので、移管時に契約自体が消滅したものと思われます。
後から取り寄せる予定のJICCに載っていなければ問題なくじきに消えてくれるはずです。。
消える予定の情報は右上の「保有期限」のところに何年何月と記載がありますのですぐわかるようになっています。

他には、過払い請求を考えている方などは右側43番の最終支払日情報あたりを見て過払い請求の対象かどうかなどを判断できたりします。

 

4.月ごとの支払履歴

下部分の横長の枠がこれにあたります。
請求があってきちんと支払いがなされた場合には「$」マークが付きます。
また、支払い遅延などの情報についてはここにアルファベットで記載されます。

「-」は請求自体がなかったことを示します。
これが多いとカード作ったけど全然使わない人認定されてしまいます。

また、月々の請求額や支払った金額が記載されることはありません。
この記事の冒頭で執拗にざっくりざっくり言っていたのはこのためです。

よく、
「クレジットカードは金額はいくらでもいいので毎月使いましょう」
なんて言われますが、それは
「$マークがついていれば遅滞なく支払っていることがわかるが、他社にその金額がばれることはない」
ということに起因しています。

まあ、24番の入金額あたりの情報で大体の使用規模はわかりそうな気もしますが…。

5.申込み履歴

過去6ヶ月間にその人がどの会社にいつ契約の申込みをしたかが記載されます。
ここの申込数が多かったり短期間に集中していると、借り逃げを疑われたり、節操なくカードを発行する人認定をされてしまいます。

ちなみに審査可否についてはここに直接記載されることはありません。
ではなぜ、
「カードの審査に一度落ちたら6ヶ月は申込みを控えよう」
と言われているのかというと答えは簡単で、
「申込みをして審査が通ったら契約情報が記載される」からです。
申し込んだのに契約情報が記載されていなければ
「ああコイツ審査落とされたな」
と判断されるわけですね。

6.利用履歴

CICr利用履歴01

このCIC信用情報を過去6ヶ月以内に参照した人や会社の名前が記載されています。
申込時に参照した場合は申込み履歴に記載されますが、カード会社がCICを参照するのは申込時だけではありません。
会社によってまちまちですが、契約中でも途上与信を行い延滞などが発生していないかなどのチェックが入るわけです。

私の場合、なぜか返済が済んでいるモビットから2度ほど途上与信が入っていました。無利息残高のみの状態で10年経過しているのに5ヶ月ごとにしっかり途上与信を入れているようです。マメですね。

ちなみに3ヶ月毎に途上与信が入るという噂の楽天カードも私は持っていますが、今回調べた限りでは利用記録はありませんでした。
誰でも彼でも3ヶ月毎に途上与信を行っているわけではなさそうです。
まあ参照するのもきっとタダではないでしょうから参照する契約者もある程度絞り込んでいるのでしょうね。

CICの情報開示してみたよのまとめ

図らずもこれを記事にすることで私が昔借金まみれのパチカスであったことが衆目に晒されてしまいました(今は借金はありませんよ、念のため)が、CICの情報開示をすることで色々わかるので、まだやったことがない方にはお勧めです。

現在の信用情報に不安がある人はもちろん、
「あの時のあれって大丈夫だったのかな?」
という過去の不安を持っている方も一度開示して確認してみるのもいいと思います。

また、万が一間違った信用情報が登録されていた場合は申し立てで削除してもらうことが可能です。
(もちろん、「事実だけど都合が悪いから消してくれ!」というのは無理ですよ。念のため)
登録されている信用情報が間違っていても自分で開示しなければ誰も気づかないままですので、
「延滞とかしたことないし多重申込とかでもないのになぜか審査落ちるんだよなあ」
という方なども誤情報の可能性を追って開示してみるのもいいかと思います。

「借金なんかしたことないしクレカも普通に作れるし何の問題もないぜ!」
という方は開示しても特に得られるものはないでしょうし客観的にメリットと言えるメリットはないのですが、個人的にはなかなか面白いのでご興味のある方にはおすすめですよ、というお話でした。

ではまた!

おまけ

ご自身の信用情報に自身のある方は、ポイントサイトを経由して新たにクレジットカードを発行することでキャッシュバックを受けることができます。
現金だけでなくマイルに変えてお得に利用することもできますよ。

公式サイトやイベントカウンターなどで発行するよりもお得にクレジットカードを発行することができます。

クレジットカードを発行して小遣いを稼ぐやり方については下記をご参照ください。

「ポイントサイトって何?」という方はこちらをご参照ください。

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社畜のおっさんですが地道にゆるくマイルを貯めています。 最終的な野望は根室遷都ですよ。