ナゴヤドームで行われたサザンオールスターズのライブに参加してきました。
私も妻もライブ後の人混みが苦手なため、何とか座って帰ろうといろいろ調べてバスでの往復を試してみました。
結果大成功でしたので今回はその方法について書いていきますよ。
以前にヤフオクドーム(福岡ドーム)から中洲川端に帰る際に西新まで歩いたのが大成功しました。
その体験から、ナゴヤドームでも何か裏技的な方法があるのではないかと考え試してみた次第でございます。
結論から言うと今回はバスでの行き帰りで大成功を収めましたので、それについて書いていきます。
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目次
地下鉄でのナゴヤドーム最寄り駅は「ナゴヤドーム前矢田」
ナゴヤドームに一番近い駅は名古屋市営地下鉄名城線の「ナゴヤドーム前矢田」駅です。
多くの人は市営地下鉄名城線に乗り、この駅で下車してナゴヤドームへと向かいます。
こちらの駅はドームの行き帰りに利用される前提で作られているのか、ドームまでの道のりは屋根で覆われており、悪天候を気にせずドームに向かえるというメリットがあります。
駅からドームへの道中はドラゴンズロードと呼ばれ、中日ドラゴンズの選手や監督の写真などで埋め尽くされているんだそうです。
何か楽しそうですね。
中日ファンであれば行きはナゴヤドーム前矢田駅を利用し、一度見てみるのもいいかもしれませんね。
名古屋は結構地下鉄が混んでいるので何とか逃げたい。
最初は私も行きはナゴヤドーム前矢田駅でいいかと思っていました。
栄にホテルをとっている我々としては、栄駅から名城線に乗りナゴヤドーム前矢田駅で行くのが時間的に一番早く到着できるからです。
しかし名古屋について栄に向かう道中、あることに気づきます。
それは、
「福岡に比べて地下鉄が混んでいる」
ということです。
福岡では福岡空港から中洲川端までの間は正直大して混んでいないと言うか、むしろ余裕で座れるくらいガラガラでした。
しかし名古屋駅から栄駅に向かう地下鉄はサザンTシャツの人がほとんどいないにもかかわらずかなり混雑していました。
家族会議の末、今回は行きの交通手段もバスを使おうと決断した次第です。
ちなみに地下鉄では栄駅からナゴヤドーム前矢田駅までの乗車時間は12分、バスだと乗車時間が20~25分ほどですので徒歩の時間を含めても少し地下鉄のほうが早いです。
本数も若干少ないので時間ギリギリでのバス移動はおすすめできません。
少し時間に余裕を持ってバスを利用しましょうね。
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栄からバスでナゴヤドームへ行く順路。
発車場所はオアシス21のバスターミナルから。結構座れます。
栄駅のほど近くに、オアシス21という施設があります。
ここにはマツキヨやらマクドナルドやらの店舗が入っていますが、バスターミナルも併設されています。
地図はこんな感じ。
ここでスロープを下り、半地下のようなところに降りるとバスターミナルがあります。
ナゴヤドームの最寄りバス停「萱場」を通るバスは3番から出ますのでそこに並びます。
ここに来る「基幹2」系統の「引山方面」のバスに乗り込みます。
ここは始発ですので、並んでいる人数が少なければ座ってナゴヤドームに向かうことができます。
私のときは多少並んでいましたが無事に座ることができました。
ちなみにサザンTシャツを着ている人は我々の他に2名ほどしかいませんでしたので、ナゴヤドームでのイベントにバスがあまり使われていないのがわかります。
その2名もおそらく地元の人でしょう、遠征と思しき人は見られませんでした。
名古屋はバス専用レーンがあり渋滞の心配はほぼなし。
イベント時には会場近くの道路が渋滞することが多いですが、こと名古屋に関しては渋滞の心配はほぼありません。
名古屋は他の都市に比べて道路幅が広いということもあり、バス専用レーンが充実しているのです。
実際に栄から萱場まではほとんどの区間で専用レーンを走っていました。
専用レーンは一般の乗用車は走ることができず、走っているのは路線バスのほかは数少ない無法者だけでした。
バスとぶつかって勝てる気でいるのが怖い。
この専用レーンのおかげで、イベント時でも大幅に遅れることはなく、ほかの都市部と比べて時間の計算が立てやすいというのも名古屋のバスの魅力と言えるでしょう。
それで地下鉄より空いているんですから至れり尽くせりですね。
料金は片道210円で、交通系ICカードが利用可能です。
Suica、PASMOも使えますよ。
「萱場」バス停からナゴヤドームへの道順は超簡単5分。
「萱場」バス停を降りてからの道順は簡単です。
バス停は道路の真ん中の島に設置されており、その島から横断歩道を渡って歩道に出ることになります。
バスを降りたら、バスの進行方向に向かって左の横断歩道を渡りましょう。
そして横断歩道を渡った先にある酒屋さんの路地を入って進みます。
写真の幅が足りず少しわかりにくいですが、このお店の右側を入っていくイメージですね。
ここから5分ほど真っ直ぐ歩くとナゴヤドームに到着します。
路地に入ってすぐにナゴヤドームが見えてきますので迷うことはないでしょう。
ちなみに、我々が乗ったバスとは別方面からほぼ同時に到着したバスからはサザンTシャツを着た人がちらほら降りてきましたので、地元の人達は結構利用しているのかもしれません。
道がわからなくてもその人達の流れに乗っていけばOKです。
真っすぐ進んで突き当たった道路を渡ればすぐにドームに上る階段がありますのでそれを上れば到着です。簡単ですね。
物資の調達はすぐ近くの「ピアゴ」で可能。
路地を入って突き当りの道路を渡らずに左に曲がると、スーパー「ピアゴ ラフーズドラッグ萱場店」があります。
ライブ中は喉が渇きますので飲み物はこちらで買うといいでしょう。
スーパーなのでコンビニや自販機よりも安く買えますよ。
このピアゴはナゴヤドームへのメインルートであるナゴヤドーム前矢田駅からのルート上に組み込まれていません。
そのため大勢の人がここになだれ込むことはなく、大して並ばずに飲み物を(少し安く)買うことができます。
私が訪れたときも並ばずにすぐ買うことができました。
こちらのピアゴ、営業時間は21時までなので21時過ぎに終わるライブの場合、残念ながら終演後の利用は不可能です。
特にイベント時に延長するということはないようです。
なぜか中に入ってからの人混みは軽め。
この理由はよくわかりません。
福岡ドームや京セラドームのライブのときは、入場してすぐの外周通路は人でごった返していたのですが、ナゴヤドームではそれほど混雑しておらず、スムーズに中への通路にたどり着くことができました。
おそらく入場用に開放しているゲートが多かったとかそういう理由かと思いますが、中に入ってからもそれほど疲弊することなく席にたどり着くことができます。
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ナゴヤドームから栄への帰りもバスでラクラク。
まずはナゴヤドーム6番ゲートを目指す。
イベントが終わったら、ドームイベントではおなじみの「規制退場」があります。
こればかりは運ですが、新幹線の時間が間に合わないなどの事情があればチケットを見せることで通してもらえたりするようです。
私が行ったときには、基本的にスタンド席からの退場で、アリーナ席の人達はずっと待たされていました。
ほかのドームだとスタンドに混じってアリーナ席の一部も少しずつ解放されていきましたが、ナゴヤドームではスタンドが完全優先なんでしょうかね?
それはともかく、帰りにバス停に行くためには「6番ゲート付近の階段」を下っていきます。
北が左向きなので見づらいですが、この6番ゲート前の階段がバス停への近道です。
ドームを出たら6番ゲートに向かいましょう。
おそらく人の流れに逆らうことになりますが、通路の端っこを歩いていけば特に苦もなくたどり着くことができるでしょう。
ここで流れに飲み込まれてしまわないよう充分にご注意下さい。
階段を降りたら道路を渡って路地をまっすぐ。
バスで来たのであれば間違えることはないと思いますが、ドーム外の階段を降りたら目の前の道路を渡って路地を真っすぐ進みます。
帰りはバス利用者はそれなりの人数がいますので付いていけば問題ないでしょう。
人がいると言ってもナゴヤドーム前矢田駅に向かう群衆に比べれば大した人数ではありませんので、人混みで進まないということもなくサクサク歩けます。
ただし歩道は狭いので車には充分気をつけましょうね。
ナゴヤドームから栄に向かう帰りのバスでの注意点。
まず気をつけるのは、乗ってきたバスのバス停とこれから乗るバスのバス停は同じ場所ではありません。
とは言ってもすぐ近くにありますので帰り道が異なるということはありません。
帰りのバス停は降りたバス停のすぐ近くにあります。
行きのバスを降りたところから見えますので、バスを降りたときに確認してみるといいでしょう。
無事バス停に着いたら乗るべきバスを確認します。
帰りのバス停には、
- 栄駅行き
- 名鉄バスセンター行き
- 名古屋駅行き
の3種類のバスが来ます。
このうち、栄駅に行くのは、
- 栄駅行き
- 名鉄バスセンター行き
の2本です。
確か「名鉄バスセンター行き(栄駅経由)」と表記されていたと思います。
「名古屋駅行き」のバスは来てもスルーしましょう。
名古屋駅に連れて行かれてそこから地下鉄に乗り換える羽目になります。
実は私が着いたときにちょうど名古屋駅行きのバスが来ていて、乗るべきかどうか妻とマゴマゴしていたら地元の方が、
と教えてくれました。
地元の方本当にありがとうございました!
ちなみにバス停には上方に案内板があり、どこ行きのバスが何停前にいるかなどの情報を表示してくれていますので参考にするといいでしょう。
ちなみに栄駅行きは市バス、名鉄バスセンター行きは名鉄バスですが、料金は双方とも210円で、交通系ICカードも使えます。
- 帰りに利用するバス停は、降りたバス停の近くの別の場所。
- 栄駅に行くバスは「栄駅行き」「名鉄バスセンター行き」の2つ。
- 名古屋駅行きは罠。
このバス停周りのポイントがナゴヤドームからバスで帰る旅のヤマ場と言っていいでしょう。
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帰りのバスの時間はそれほど心配ないので焦らずに。
さて、バスで帰るとなると心配なのは終バスの時間です。
都バスなんかだと22時台は1~2本しか走らずに23時を待たずに最終バスが行ってしまいます。
私もこれを心配して栄駅行きの時刻表を調べてみました。
21時台 | 22-23時台 | 最終 | 21-23時台計 | ||
市営バス | 平日 | 5本 | 6本 | 23:42 | 11本 |
土曜 | 4本 | 7本 | 23:41 | 11本 | |
日祝 | 4本 | 7本 | 23:51 | 11本 | |
名鉄バス | 平日 | 3本 | 5本 | 23:29 | 8本 |
土曜 | 3本 | 5本 | 23:29 | 8本 | |
日祝 | 3本 | 5本 | 23:29 | 8本 |
なんと21時以降で19本、終演・退場が遅くなって22時以降としても12本のバスが栄に向かいます。
少なくとも現段階ではライブ帰りにバスで帰る人数に対して充分な本数が確保されています。
私が乗ったときもそこそこ並んではいましたが、車内が大混雑というわけではなく立って乗る人がチラホラという程度でした。
ドームの階段を降りてからバス停までは5分、乗車時間20~25分、バスが来るまで10分待ったとしても栄駅まで40分もあれば着いてしまいます。
渋滞なしで徒歩10分のナゴヤドーム前矢田駅まで、人混みの中歩いて地下鉄で帰るのと同等かそれよりも少し早いかもしれません。
駅での入場規制の可能性もありますからね。
駅までの時間が読めない地下鉄よりはバス利用のほうが確実に、しかも混雑のストレスを避けて帰ることができるので本当にオススメですよ。
イベント時のナゴヤドームと栄との往復はバスが便利まとめ。
- 行きの所要時間が短いのは名城線でナゴヤドーム前矢田駅下車。
- しかし地下鉄は予想以上に混んでいるのでバスが便利。
- 乗る場所は栄駅近くのオアシス21。
- 3番バス停で引山方面に乗車。
- 始発なので割と座れる。
- バス専用レーンがあり、渋滞の心配はほぼなし。
- 乗車時間は20~25分程度。
- 下車バス停は「萱場」
- 降りたら酒屋の右側路地をまっすぐ5分。
- 経路近くにスーパー「ピアゴ」があるので物資を安く並ばず買えるのも魅力。
- 終演後は人の流れに飲まれないように6番ゲート近くの階段を目指す。
- 帰りのバス停は降りたバス停とは別だがすぐ近く。
- 帰りのバスの本数は23時台までそれなりにあるので心配無用。
- ただし、「名古屋駅行き」は栄には行かないので注意。
- 乗っていいのは「栄駅行き」と「名鉄バスセンター行き」の2種類。
- 帰りもバス停に向かう人は多くないので人混みとは無縁。
- 並んでいても1本待てば座って帰れるのでストレスフリー。
- 下車はオアシス21の1つ前「栄」
こんなところでしょうか。
当初の予定では福岡のときと同様に1つ前の駅まで歩こうとしていましたが、おそらくバスのほうが相当快適に帰れたと思います。
ライブなどナゴヤドームのイベントに遠征する方で栄にホテルをとっている方は是非バスの利用を検討してみて下さい。
ではまた!
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