ポイントサイトを利用してマイルを貯めることを決意したら、登録の前にフリーメールアドレスを作っておくことをお勧めします。必須ではありませんがこれをやっておかないと結構うんざりしてしまう可能性もあるためです。
ポイントサイト登録にはメールアドレスが必要
フリーメールアドレスは必須ではありませんが、ポイントサイト登録のためにはメールアドレス自体の登録は必須となっています。
この記事で述べていきたいのは、ポイントサイトの登録アドレスを私用のアドレスと一緒くたにしてしまうとめんどくさいですよ、ということです。
ポイントサイトは広告で成り立っている関係上、どうしても広告やアンケートのメールがドカドカ来ます。
アンケートでポイントが貯まる案件などもありますのでメールはどうしても増えてしまいます。
私のフォルダではありますがちょっと見てみましょう。
これはGメールの、ポイントタウンのラベルがついているメールだけを抜粋しています。
お気づきかもしれませんが、右側に表示されているのが日付ではなく時刻です。
つまりこれらは全てこの記事を書いている当日に受信したメールです。
さらに言うと見切れていて表示されていない下側には当日のメールが5通あります。
これだけ見てもメールの多さはご理解いただけたかと思います。
サイトによってはそういったメールを配信希望しないことでなくしたり減らしたりできるところもありますが、例えばGetMoney!なんかではメールの配信停止は退会しないとできなかったりしますので、やはり私用のメールアドレスとは分けておきたいところです。
かくいう私もその昔、とあるアンケートサイトに登録したとき、docomoのメールアドレスで登録してしまい、ひっきりなしにメールが鳴りまくって辟易した覚えがあります。
当時はまだガラケーで、通知オフとかフィルタリングなどの知識もなく、ドメインごと拒否にしてそのサイトを退会して脱兎した苦い記憶があります。
友人とメールをしている間にもアンケートメールがどんどん来て、知人のメールがアンケートメールに埋もれていく様は恐怖でしかありませんでした。
ポイントサイトから来るメールはワンクリックとか詐欺メールの類ではないのですが、特に複数サイトに登録する場合は正直迷惑と感じるでしょう。
もちろん、「アンケートのメールで稼ぐから来たメールは片っ端から消化するぜ!」という方は構いませんが、個人的にはアンケートで稼ぐこと自体を推奨しません(稼ぐ効率が悪すぎます)ので、やはりアドレスは分けるべきと考えます。
フリーメールアドレスを取得
どこのフリーメールアドレスを取るかという話ですが、正直どこでもいいです。
それほど頻繁にメールを見たりすることも送信に使うこともほぼないので細かな使い勝手を気にしてもしょうがありません。
私は私用とは別にGoogleアカウントを持っていますのでGmailをポイントサイト用のアドレスに使っています。
もちろんYahooメールでもOutlookでも何でも構いません。
一例ではありますがGmailのアカウント取得の手順を見ていきましょう。
取得のやり方を既にご存じの方には有益な情報ではありませんので、まあ生暖かい目で見守っていてください。
まず、Googleのページにアクセスします。
下の方に”アカウントを作成”とあるのでそこをクリックします。
難しい入力項目はありませんね。メールアドレスはご自身の利用しているお好きなアドレスを入れて構いません。
こちらは事務的な連絡と、普段と違う環境でログインした時に注意喚起メールが来るくらいです。
それも煩わしい場合はもう一つ捨てアドを作ってお互いのアドレスに変更すればよろしいかと思います。
デフォルトのホームページはチェックを外しておいたほうがいいでしょう。
なぜここでホームページ設定をさせられるのか意味がわかりませんね。
さくさく次に行きましょう。
利用規約の同意を求められます。
結局同意しないと先へは進めませんのでよく読んで同意して進みましょう。
読まなくていいと言って何かあっても責任は取れませんのでしっかり読みましょうね。しっかり。
同意して進むとアカウント確認と出てきます。
本人確認が取れるように携帯のメアドか電話番号を入力せよ、ということのようですね。
ここで入力したアドレスや電話番号が本人確認以外に使われることはありませんので使用の携帯電話番号を入力しても問題ありません。
私はキャリアのアドレスを持っていませんので電話番号を入力します。
次へ進むと、
この画面に変わり、程なくしてアメリカから電話がかかってきます。
国際電話にちょっとビビりつつ電話に出ると、6桁の数字を教えてくれます。これを上の画面に入力するわけですね。
ちなみにここでかかってくる電話、女の人の声の自動音声なのですが、
無機質でかなり怖いです。
日本企業の優しい声の案内とは一線を画すクオリティです。
私は夜中一人でこの記事を書いていますのでかなりビビりました。
気になる方はぜひ電話番号でアカウント確認をするためにGメールのアドレスを作成してみましょう。
脱線しましたが教えてもらったコードを入力して次へ進むと登録は完了です。
ラベルの設定
晴れてGメールのアドレスを取得しました。このままでも問題はないのですが、どこのメールかをわかりやすくするためにラベルを設定しておくのがいいと思います。
ラベルとは他のメールで言う独自フォルダみたいなものなのですが、箱に格納するのではなく見出しをつけて管理しましょう、ということです。
わかりにくいですがまあ使い勝手はそんなに変わりません。条件に応じて複数のラベルを設定できたりするくらいでしょうか。
手順はまず、右上の方にある歯車のマークから「設定]を選択します。
すると受信箱だったところの上の方にタブがずらっと出てきますので「ラベル」をクリック。
画面が変わりラベルの作成編集ができますので、「新しいラベルを作成」ボタンをクリックします
ポップアップが出てきてラベル名の入力を求められます。今回はとりあえず「ハピタス」とつけてみます。
下の項目は子ラベルを設定する時に使います。サブフォルダみたいなものですね。今回は子ラベルではないのでスルーしますよ。
名前を決めたら「作成」をクリック。
「ハピタス」のラベルができました。左のハピタスをクリックするとハピタスのラベルが付いたメールだけが表示されるようになります。
ただこれだけではハピタスのメールに勝手にラベルをつけてくれるわけではありませんので、次はそれを設定する必要があります。
フィルタの設定
まず先ほどの歯車アイコンからもう一度設定画面に移ると、ラベルと書いてあったタブの並びの右側のほうに「フィルタとブロック中のアドレス」というタブがあります。
ラベル作成から続けて行う場合は歯車を経由しなくても既にそのタブが表示されているはずなのでそこをクリックすればOKです。
フィルタの画面になりますので「新しいフィルタを作成」をクリックします。
すると今度はフィルタ作成のポップアップが出てきます。
まずはどのようなメールに条件を適用するかを設定します。
ハピタスのアンケートメールを振り分けたいので、「ハピタスアンケート」を含むメールに適用させるため、「含む」欄に「ハピタスアンケート」と打ち込んで、右下の「この検索条件でフィルタを作成」をクリックします。
ハピタスのアンケートメールは全てのメールに「ハピタスアンケート」という文言を含んでいますのでこのワードを条件にしていますが、これにこだわる必要はありません。
ハピタスと書いてある全てのメールを分けたければ「ハピタス」だけでもいいですし、送信元によって変えたければ「From」欄に差出人のアドレスを打ち込めばOKです。
次は、指定したメールにどういう処理を適用するかを決めていきます。
画像に赤字の解説テキストを入れた通りなのですが、まず、「受信トレイをスキップ」にはチェックを入れておいたほうがいいです。
これを入れておかないと、ラベルが付いたまま受信トレイにも表示されるというカオスな状態になります。
これではラベルを付けて退避させた意味がないですね。
次の「既読にする」ですが、スマホにGメールのアプリなんかを入れて見る場合、未読メールとしてアイコンにすごい数の数字がくっつくことになります。
見栄えも悪いですし、別アカウントの私用メールもGメールだった場合区別がつかないので勝手に既読にしてもらうことをお勧めしますよ。
次の「ラベル」はさっき作ったやつに設定すればOKです。というかラベルをつけるのが主目的のフィルタ設定ですからね。
一番下のは特に気にしなくて構いません。
重要マークを勝手につけられることがないようにしていますが、それが嫌な場合はチェックを入れておきましょう。
この設定をしたら左下の「フィルタを作成」をクリック。
「フィルタとブロック中のアドレス」タブの画面に上記のようなフィルタ内容が表示されます。
複数のサイトを使う場合は別にフィルタを設定してもいいですし、「アンケート」を含むメールを一緒くたにしてラベル付けしても構いません。
この辺はいくつか登録していくうちに自分にあったフィルタ設定に微調整しながら近づけていけますので色々試してみてください。
ではまた!