ヤフオクドーム(福岡ドーム)でサザンオールスターズのライブツアー2019を鑑賞してきました。
その帰り道に混雑に巻き込まれない帰り方を模索して試してみましたのでそれについて書いていきますよ。
地元民からしたら大した話ではないかもしれませんが、遠征で博多や天神、中洲川端などのホテルへ帰る場合なんかは役に立つかもしれませんのでお付き合いください。
なお、この記事では基本的に遠征の方向けに書いていきますので、博多や中洲川端辺方面に帰ることを前提としています。
逆向きに帰る方にとってはあまり役に立ちませんのであらかじめご了承くださいね。
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目次
ヤフオクドームの最寄り駅は市営地下鉄の「唐人町」
ヤフオクドームは駅から割と離れていて、一番近い唐人町駅からでも歩いて15分くらいかかります。
我々は行きでは唐人町を利用してたどり着きましたが、駅を出たところから「福岡ドームまで○m」といった看板がちょこちょこ出ていたので迷うこともなくたどり着けます。
まあイベント時には完全に人の流れができているので看板なしでも不自由はないんですが。
往路に関しては人がバラけますので、歩道は混んではいますが列が進まないような大渋滞が起こることはありません。
せいぜいドーム近くの狭めの通路や階段付近が少し遅くなるくらいです。
ですので行きは一番近い唐人町駅を利用することに何ら問題はありません。
ヤフオクドームの見取り図と人の流れ。
まずはヤフオクドームの構造は下図のような感じです。
駅から歩いてくる場合、下に3つある階段のうち右の2つ、
- 5番ゲート前にある細めの階段
- 4番ゲート寄りの階段
のどちらかで上がってくるのがメインのルートです。
行きでは人の流れで真ん中の狭い階段にたどり着きましたので、帰りもそちらがメインになると思われます。
この流れは帰りも逆になるだけで大きくは変わりませんので、唐人町駅から乗って帰る大多数の人はイベント終了後にこの階段に殺到します。
さらに右側の階段下には臨時バス乗り場もあります。
そのため地下鉄を利用しない人達もここに集まることになります。
見取り図で言うところの南側に人が殺到する構造になっているので、ここから帰った場合は人混みに巻き込まれてろくに進まないのはまず間違いないでしょう。
西新に向かうために南側の混雑をいかに避けるかがポイントになってきます。
それはもうひどいものです。
ヤフオクドームからの帰り方。川に注意?
ヤフオクドームを出るまでは近道はないけど3・4番ゲートは避けて!
ヤフオクドームでのイベント時には規制退場が行われることが多く、特にアリーナ席では通路をスタッフさんが塞いでしまいます。
メットライフドームと比べると出口が8つあるためスタンド席はさっさと出ることができるのですが、それでもイベントとなると人が多くアリーナ席からではすぐに出ることは叶いません。
やっと退場の順番が回ってきても通路は人でごった返しています。
ここで我々にできることはありません。
おとなしく人の流れに乗ってゆっくりと出口へ向かいましょう。
ただ、3番ゲートと4番ゲートから出るのは極力避けたほうがいいでしょう。
通路が塞がれてしまっていたらどうしようもありませんが、3番4番ゲートから出てしまうと人の流れがそのまま唐人町に流れるため、その人混みに行く手を阻まれてしまう可能性が高いです。
もしそのまま出口への外周通路を回れるのであればなるべく5番もしくは2番ゲートの方から出るようにしたほうが速く帰れます。
3番ゲートと4番ゲート間の通路から出されてしまったら、3番から出てドーム外周を反時計回りに移動するのがいいかもしれません。
遠回りでも階段前の混雑を迂回することができます。
階段はケンタッキー前か、そこが混んでいたら更に西側へ。
5番出口側にある3つの階段のうち、東側2つの階段は唐人町またはバス乗り場へと流れていきます。
西新方面に出るには西側の1つ、ケンタッキー前の階段を下ればOKです。
ただし、そのケンタッキー前の階段の下には路線バス乗り場やタクシー乗り場がありますので、隣の階段並に混雑する場合も多いです。
その場合はケンタッキー前の階段も諦め、思い切ってシーホークの方(さらに西)に向かいましょう。
するとシーホーク方面の脇に若干小さめの階段を発見することができます。
ゲートでいうと7番あたりにあるここの階段です。
ここを下っていくと、ケンタッキー前階段から降りて西新駅に向かう人の流れに当たりますのでそれに乗って進みます。
結構人はいますが混雑と言うほどではありませんし、西新に向かうルートが好みで分かれるため、進むにつれて人は減っていきます。
まあ駅近くで合流するんですけども。
階段を降りたところから道路に向かってざっくりと右前方(南西方向)に進んでいけば着くと意識しながらイベントTシャツを着ている人達について行けば迷子になることはないでしょう。
暗い道もあるので川に注意。柵が意外と低いです。
階段を降りて西新行きの流れに合流したら、シーホークの角まで進んで「地行中央公園前」の交差点で道路を渡って向かい側に行きます。
そこから樋井川沿いを南下するというのがメインの道のりになるでしょう。
土地勘のない我々が行った道にはかなり暗い道もありました。
スマホの明るい画面でナビをチラチラ見ながら歩いていたのですが、明るさで目がくらんで顔を上げたときに数秒間何も見えなくなります。
すぐ脇は川で、柵も腰より低い程度の高さしかないのでふらついたら落ちます。
私も何度かヒヤッとしました。
歩きスマホは止めて、自分の方向感と人の流れを信じて南下していきましょう。
樋井川沿いを南下する際、我々は川の西側を歩いていたのですが、そっちはかなり人が少なかったです。
一方、川の対岸である東側はそれなりの人が歩いていました。
でもまあ前に一人歩いてるし何とかなるだろ。
と思って歩いていると、我々の前を歩いていた唯一の人が、道脇の自宅と思われるマンションに入って行き軽く絶望してしまったのは内緒です。
我々が歩いていた道は、土地勘があれば路地に入って西新方向へショートカットできる(?)ので、地元民と思しき人達は進むに連れどんどん路地に抜けていきます。
そのため後半はこちら川沿いの道はほとんど人がいなくなるというシステムのようです。
とりあえず今回わかったこととして、川の東側でも西側でも行き止まりということはありませんので安心して川沿いを南下してください。
そして相変わらず川沿いの壁?堤防?柵?は相変わらず低いです。
道も狭くたまに車も来ますのでなるべく建物側を気をつけて歩きましょうね。
我々が歩いた全行程は下図のような感じです。
まあ行き方は色々なので好きに歩いて問題ないと思います。
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西新利用のメリットいろいろ。
唐人町より駅に着くのが早い。
距離的には唐人町のほうがヤフオクドームからはだいぶ近いです。
通常時であれば、唐人町が徒歩15分くらいなのに対し、西新からは20分ほどかかります。
しかし、唐人町駅までの混雑を考えると平時と同様に15分で着くことはあり得ません。
端から見た感じではありますが、おそらく30分くらいは覚悟しなければいけないのではないでしょうか。
そう考えると多少歩く距離が伸びても、西新まで行ったほうがストレスなくスムーズに駅に着くことができるでしょう。
駅の入場規制がない。
西新から乗って唐人町駅に着いたときに気づいたのですが、ホームに人がごった返しているため、ホームの各車両付近では駅員さんが乗車の誘導を大声で行っていました。
おそらく唐人町駅はカオス状態と推測されます。
後から調べたところによると、ヤフオクドームのイベント後には唐人町のキャパシティを大幅に超えた人が殺到するため、駅構内への入場規制が行われることもあるんだそうです。
直前の入場規制は疲弊しますよね。
西新駅であれば入場規制は完全にありませんし、ホームで誘導が必要なほどの混雑もありません。
直前で足止めという悲劇も100%避けられるのでやはりここでも西新の方に分があります。
高確率で座って帰れる。
福岡市営地下鉄空港線はイベントと関係ない区間はそれほど混雑していません。
なんならイベント終了後くらいの時間帯は基本ガラガラです。
ですので、唐人町の手前で電車に乗ってしまえば、高確率で座って帰ることができます。
立って帰っても良くない?
と思われる方もいるかも知れませんが、座ること自体が目的ではありません(どうしても座りたい方もいるかも知れませんが)。
座って帰ることの目的は、満員電車の人混みに押しつぶされないことです。
別に中洲川端まや博多なんてせいぜい4~6駅と大した駅数ではありません。
それくらいの駅数で座れなかったところで大したことはないのですが、イベント後のラッシュとなるとどこに立っていようがもれなく押しつぶされてしまうわけです。
しかし座っている席までは押しつぶされることはないので、少なくとも立っているよりは確実に安全に帰ることができます。
今回私は妻子を置いて職場のサザンファン先輩と遠征に行きましたが、子連れで参加する方にとってはすし詰めの電車に立って乗るのは非常に危険です。
一つ前の駅まで歩く小技が活きてきますので是非検討してみてください。
帰り道の注意点
これは唐人町で乗ろうが西新で乗ろうが一緒なんですが、特に西新から座って帰る場合に一つ注意点があります。
博多などに宿を取っている方は貝塚行き電車に乗ってはいけません。
せっかく座ったのに中洲川端で乗り換える必要があり、唐人町より減っているものの、結局中洲川端乗り換えの人ごみに飲まれてしまいます。
市営地下鉄は中洲川端から貝塚方面と福岡空港方面に分岐しますので、「福岡空港行き」電車もしくは「博多行き」の臨時列車に乗るようにしましょう。
なお、中洲川端に宿を取っていればどれに乗っても通るため関係ありません。
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ヤフオクドームのイベントから博多方面へ快適に帰るまとめ
- 行きは最寄り駅の唐人町からで問題なし。
- ヤフオクドームから唐人町へは徒歩約15分、西新までは徒歩約20分。
- どっちにしても結構歩く。
- 中洲川端、博多周辺に宿を取っている場合は西新からがおすすめ。
- 西新へ行くにはドームを出たらケンタッキー前もしくはシーホークの階段を下ると早い。
- とにかく唐人町行きの人の流れに飲まれないように歩く。
- 西新に向かう人もそこそこいるので付いていけばだいたいOK。
- 川沿いを南下するときに暗い道もあるので歩きスマホはやめよう。
- 宿が博多の場合は福岡空港行きか博多行きに乗る。
- 貝塚行きは中洲川端での乗り換えが必要。
- もう中洲川端でホテル取っちゃえば?
こんな感じでしょうか。
私は今回のライブ参戦に際していくつか希望がありました。
- アンコール含めて最後まで楽しみたい。
- ライブ上がりに屋台のラーメンを食べたい。
- そのために渋滞に捕まらず帰りたい。
これをなんとかして実現するために必死に調べて、滞りなく動けるように同行の先輩と再三立ち回りを確認しました。
結局それが奏功して目的を全て遂行することができ、最高の福岡遠征を満喫することができました。
対策らしい対策のできないメットライフドームのときは、駅が至近距離にもかかわらず終演から電車に乗るまで1時間近くを要しました。
しかしヤフオクドームでは西新に向かうことで終演から40分ほどで中洲川端方面行きの電車に座ることができました。
初めての福岡遠征で帰りの心配をされている方、今回の記事で書いたことを実践すれば初見でも何とかなります。
細かい部分で間違いなどある可能性も否定はできませんが、とりあえずの成功例としてご参照くだされば幸いでございますよ。
ではまた!
「屋台もいいけどそうそう福岡なんて飛べるか!」という方は以下の記事をご覧ください。
ちょっとした手間を惜しまなければ家族で福岡往復くらいのマイルはサクッと貯まってしまいますよ!
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