※追記:西友のビッグセーブは2018年1月をもってサービス終了したようです。
以下については当時の雰囲気をお楽しみください。
使わない方には超どうでもいい話なのですが、私は西友ドットコムのヘビーユーザーです。
その西友ドットコムがポイントサイトのショッピング案件からほとんど姿を消してしまいました。
※2017年5月24日追記
本日確認したところ、「西友」「SEIYU」共に全てのポイントサイトから案件が消えていました。
さようなら西友ドットコム。
特に何かの役に立つ記事ではありませんが、この悔しさを誰かと共有したいのでとりあえず記事にします。
西友ドットコムとは
言わずと知れた安さが売りのスーパー西友が運営しているネットショップです。
このネットショップには、近くのお店から配達する「西友ネットスーパー」と、西友の倉庫からゆうパックで配送する「西友倉庫館」からなっています。
この2つの簡単な違いは以下の通りです。
- 西友ネットスーパー
西友の店舗から自宅へ最短当日配達。
生鮮なども配達可能。
一定額以上の注文で送料無料。金額は店舗によって異なる模様。(昔は一律5,000円だった気がします。) - 西友倉庫館
西友の倉庫からゆうパックで自宅へ配達。
生鮮食品は取扱なし。
1,9805,000円(税別)以上の注文で送料無料。※5/24リニューアルにより改悪されたようです。
ゆうパックなので再配達、宅配BOXの利用可能。
まあ西友ドットコムについて熱く語ってもしょうがないので上記情報でこんなものかと思っていただければ結構です。
※5月24日に西友倉庫館がリニューアルされ「ビッグセーブ」という名称に変わりました。その際にいくつかの改悪が行われています。
改悪の内容等についてはこちらの別記事にてまとめてありますのでよろしければご覧ください。
どこ得で気づいた異変
陸マイラーになる前から、米やペットボトル飲料など運ぶのが面倒な商品を中心に西友ドットコムを愛用していました。
陸マイラーになってからは、もちろんポイントサイトを通して西友ドットコムから買い物をしていました。
一時期はポイント還元率の高いLOHACOなどを利用したりもしていましたが、元々西友ドットコムに比べて商品ラインナップがよろしくない(私の買うものにフィットしていない)のと、件の倉庫火災で購入もままならない状態になったりしたため、西友ドットコムは日用品購入のためのメインサイトとして君臨していたわけです。
こちらが2017年4月に撮ったSSです。
ズラッと並んでいますね。
検索条件に一致した案件を獲得ポイント(円相当)順に表示してくれる便利サイト「どこ得」での西友の検索結果です。
※「どこ得ってなんぞ?」という方は下の記事をご参照下さい。
「1.5%とかちっちぇえ話してんなオイ!」
という声が聞こえてきそうですがその通りです。ハイ。
私はこの中でPeX経由でマイルに換えられる「Getmoney!」を利用して1%のポイントを貯めていました。
一度に貯められるポイントは数十マイル分程度ですが、私は西友ドットコムのヘビーユーザーなので西友だけで年間2,000~3,000マイルくらいにはなるのでバカにできない存在です。
やっぱり細かい話のような気もします…。
次にこちらのSSをご覧下さい。
なんと、Gポイントを除き、全滅です。
Getmoney!が使えないどころか、Gポイント以外全て使えなくなっています。
ここまでくるとむしろ、Gポイントで残っている方が不思議なくらいです。
念のため「SEIYU」でも検索してみましたよ。
今度は5件も出てきて一安心、と思いきや私の登録しているサイトはやはりGポイントだけです。
実は今回初めて知りましたが、2%還元のCLUB Panasonic コインなるサイトはGポイントからのソラチカルートもあるようですが…。
※2017年5月15日追記:せっかく探し当てたのにたった数日で西友ドットコムはClub Panasonicコインから姿を消しました。
今後どうしようか問題
- 消えているのが一時的なものと信じ復活まで注文を控える
Gポイント経由で西友ドットコムを使うCLUB Panasonicコインに登録して西友を使う- 1%など取るに足らぬと割り切って西友ドットコムをブックマーク
- 他の通販サイトに乗り換える
- 通販をやめ近所の福太郎でポイント三重取り
※2017年5月24日追記:どこ得で調べられる全てのポイントサイトから西友ドットコムが消えました。
2番と3番については無視して読み進めて下さい。
現実的にはこんなところでしょうか。
1番はちょっと楽観的すぎる感じがしますね。
何より月に3~4回の注文をしているので1~2週間で復活しなければ何らかの物資が切れてしまいます。
いつ復活するか(そもそも復活するか)もわからない中でその都度切れた物資を最小限ずつだけ買い足すのはちょっと嫌です。
2番のGポイントについてですが、一応登録もしてあるのでこの選択肢が一番従前のやり方に近いです。
ただ、正直Gポイント全然使ってないんですよねえ。
ANA VISAワイドゴールドカードに付与されるボーナスポイントの交換ルートとして開設したんですが、肝心のボーナスポイントにはPeXルートが出来てしまったため5%の手数料をいちいち引かれるのが面倒なのでできれば使いたくないのが本音です。
3番は今回「SEIYU」と初めてローマ字で検索してたどり着いたのですが、従前利用していたGetmoney!よりも還元率が高く、マイル交換も可能なので、2番のGポイントからの利用と比べると上位互換と言ってもいいでしょう。
ただこれもほぼ休眠中のGポイントを経由しなければマイルへの交換はできず、Gポイントの広告利用を別件で行わなければ5%の手数料が戻らないというデメリットもあります。
※2017年5月24日追記:ポイントサイトからから西友ドットコムが消えました。
当時の雰囲気をお楽しみ下さい。
そしてもう一つの懸念は、ポイントサイトから離れつつある(かも知れない)西友のためにわざわざポイントサイトの登録をするべきかどうかという問題です。
先のことを考えてもしょうがないと言えばそうなんですが、いくつもポイントサイトを管理するのは意外と面倒です。
2%の還元率で管理の手間を増やすべきかなかなか考えどころですね。
4番はもう無理です。
どっぷり陸マイラーに浸かってしまったのでポイント無しでの日用品通販はものすごく損した気分になってしまい精神衛生上よろしくありません。
5番が今現実的に考えている代替手段です。
LOHACOが有力候補なんですが、ここはとにかく品揃えで私にマッチしない。
あきたこまち無洗米もななつぼし無洗米もないしムーニーマンもないし幼児用ホットケーキの粉もない。厳しいです。
火災の影響で色々出ていた不都合はだいぶ改善されたのですが、以前のように4%還元とかもなくなって2017年5月10日現在で1.9%。
悪くはありませんが以前を知っていると物足りないですね。
この先高還元と在庫の復活が望まれます。
6番はポイントの観点から見ると悪くはありません。
福太郎でクレジットカー決済をすると、楽天ポイント、ツルハドラッグのポイント、クレジットカードのポイントのトリプルでポイントがつきます。
しかしながら、楽天ポイントはANAマイルにするときの交換率はよくありませんし、ツルハのポイントはツルハグループでしか使えません。
というか一定数のポイントが貯まると500円のクーポン券が発行されるという懐かしいタイプのポイントシステムです。
このままツルハのヘビーユーザーになるのであればまあお得といえばお得なんですが、重い荷物はやはり自宅へ配送してほしいのが横着なおっさんの本音です。
落とし所としては、3・5番の合わせ技でしょうか。
妥協できる日用品はLOHACOにあるものでポイントを貰い、やっぱり西友じゃなきゃダメと言うものはClub Panasonic、福太郎の利用は従来通り。
ポイントは分散してしまいますが致し方ないと思います。
いやでもClub Panasonicをどうせ使うのであれば全部そっちに回したほうがいいのでは?
もうこれ考え出すとわけがわからなくなってきました。
※2017年5月24日追記:西友の撤退が完了したようです。もう駄目かもしれません。
何とか買えそうなものはハピタス経由のLOHACOでポイント還元を受け、
買えないものは近くの福太郎でポイント3重取りか
ウェルシアのTポイント1.5倍などでしのぐしかありません。
※「ハピタスとは何ぞや?」という方がいらっしゃいましたら下記にて解説をしておりますのでよろしければご覧下さい。
これは何を意味するの?
クレジットカードやFX口座など、現在は一時期に比べてポイント還元が控え目だと言われています。
私は新参なので昔の隆盛がどれほどのものだったのか体感したわけではありませんが、ちらほらと昔は良かった系の話は耳に入ってきます。
それを考えると、
「実はショッピング案件も縮小傾向なのでは?」
と邪推してしまいます。
そう言えばここのところ運送会社が大口顧客を含む法人契約料金を値上げする動きが出てきていますね。
Amazonとヤマト運輸の関係が取り沙汰されていますが、宅配業界のガリバーたるヤマトが値上げに動けば他社も追随するのは必然です。
実際に西友ネットスーパーは再配達が有料となっていたりしますのでこの辺も無関係とは思えませんね。
西友倉庫館においても配送はゆうパックを使用していますのでヤマト運輸に追随して値上げが行われる、もしくは既に値上げされている可能性もあります。
値上げ分をポイントサイト広告にかかる費用圧縮で吸収しようとしているのかもしれません。
そして配送料の高騰が今回の西友撤退を招いた主因であるとすると、早晩ポイントサイトのショッピング案件全体に波及してくる可能性もありえるのではないでしょうか。
もちろん、高価格帯の商品を扱う専門ショップであれば価格に転嫁しやすいので影響はないかもしれませんが、特に西友などの価格転嫁しにくい日用品を多く扱う企業の場合は真っ先に広告費が削られてもおかしくはありません。
そうなると日用品の支出を少しでもマイルに換えたい陸マイラーとしてはかなりの大打撃と言えるでしょう。
まあ実際のところはどうなのかは中の人ではないためさっぱりわかりません。
単純に西友がポイントサイトと距離を置きたいだけなのかもしれませんし、条件改定により一時的に外れて来月からは還元率が大幅アップしてリニューアルということもあるかもしれません。
しかし陸マイラーというのは立場的には非常に弱く、サービスを供給する側が嫌だと言えばそれまでですからね。
西友やショッピング案件全体についても、この先どういう改悪が続こうとも我々は抗うことができません。
そうならないようにポイントサイトやASPには頑張ってもらうしかありません。
祈りながら震えて待ちましょう。
ではまた!