今年の夏もスカイコインを使って実家の根室に帰省してきました。
最近は割と陸マイル活動もサボりがちなので来年の帰省に向けてちゃんと貯めていかないといけないと自分に言い聞かせていますよ。
前回までの帰省記事はこちら。
中標津空港から根室への行き方なども解説していたりしますのでぜひご参照下さい。
スポンサーリンク
目次
いつものタイエーで違う味をお試し。やっぱいつものがいいわ…。
根室に帰ると必ず買うことにしているタイエーの弁当、前回は鹿肉弁当でイマイチな結果でしたので今回はちゃんとやきとり弁当を購入しました。
とは言ってもいつものやきとり弁当ではなく、結構前からあるにも関わらずずっとスルーしていた塩ダレを試すことにしました。
まあ好みなので感想はそれぞれあるでしょうが、正直言って私にはいつものタレの方が好みでした。
どうしても塩!という方以外、初見の方には通常のタレをおすすめしますよ。
今回の帰省は食事の話に乏しいのでお祭りの話の前にねじ込んでみました。
今回は金刀比羅さんのお祭りを結構堪能してきました。
根室における金刀比羅さんのお祭りは毎年8月の9・10・11日に行われます。
山の日ができるまではなかなか日程が合わずゆっくり見ることができませんでしたが、今年は会社の休みが山の日に寄せられたので帰省当日の夜と翌日の昼間にお祭りを楽しむことができました。
妻子を連れて露店へ。ここにもインフレが…。
帰省当日、飛行機移動からの長距離運転というハードスケジュールのあとにお祭りの露店へと向かいました。
今年は祖父母が我が子のためにお祭りの小遣いを支給してくれました。
その額なんと3歳児に5,000円!年寄りの金銭感覚ェ…。
しかしまあ思わぬ子供の臨時収入があったためそれを原資に親子で祭りの露店に繰り出します。
まず子供が真っ先に欲しがったのがこちら
ビニール棒なる代物で、棒の部分を押すとピーピー鳴ります。
こんなので喜ぶとは子供はかわいいなあと思いつつこれを買うことに。
えっ!?
こんなちゃちいビニールが1,200円もするの?
テキ屋価格で700~800円くらいだと思っていた私は思わず耳を疑いました。
それでも動揺を悟られぬように冷静なふりをして確認します。
聞き間違いじゃなかった…。
それでもまだ信用しきれない私は、小銭を使わずに大きいお金で支払うことを決意。
聞き間違いなら4千円台のお釣りが来るはず…。
そう言って親から預かった小遣い全額である5千円札をお兄ちゃんに渡します。
1,200円で合ってたーっ!!!!
まさかこんなちゃちいビニールで5,000円のうち1,200円も使ってしまうことになるとは…。
いやはや原材料の高騰によるインフレの波は根室の露店にも及んでいるようです。
ちなみに同じ店で売られている、プラスチックでできたペラッペラのお面なんかも今は900円くらい取られるそうです。恐ろしい。
私の両親はこのインフレを見越しての小遣いを孫に与えたようですね…。
それでも疑心暗鬼になっている私はビニール棒の価格をネットで調べてみることに…。
妥当な価格設定でした…。
通販価格で666円(右から2番目の15,649円というのは20個入りセット価格)となるとテキ屋で1,200円というのは値付けとしては普通だと思います。
ビニール棒は見た感じのちゃちさとは裏腹になかなかの高級品であることを知りました。勉強になります。
その後はビニールヨーヨー(400円)や各種食べ物を購入し、子供は満足いった様子でしたのでその日は家路につきました。
もちろん魚肉ソーセージのフレンチドッグ(250円)も買いましたよ!
スポンサーリンク
4つある祭典区の山車は結構な迫力。
最終日は街なかから神社までの間を各祭典区のパレードが立て続けに練り歩くという催しが行われます。
今回は市立病院の前でその様子を観覧しました。
ちなみに私も中学生時代に旗持ちとして祭りに参加したことがあります。
3日間朝6時から夕方6時くらいまでの拘束で、1年目は5,000円、2年目は1万円の給金がもらえたと記憶しています。
中学生にとっては大金ですが労働として考えると最低賃金どころじゃありませんので好きじゃないと続けられませんね。
私の友人はそこが入り口でもう20年以上太鼓叩いてます。
さて本題に戻りますが、根室のお祭りは祭典区が「東部・西部・一区・三区」の4つに分かれており、それぞれ個性的な山車を見せてくれます。
最初は第一祭典区。
おなじみの福助さんです。
この福助がくるくると回転するギミックを搭載しているのですが、よく見ると下で回している人がおり、100%人力であることが判明しました。
画像ではわかりにくいですが下の方に人影が見えます。
通過中もずっと2人で福助さんを回していました。大変そう…。
続いては東部祭典区
なぜ今るろうに剣心なのかはわかりませんが、例年人気漫画の山車を走らせている祭典区らしくクオリティはなかなかです。
しかし残念ながら剣心は完全に裏側で全く見えませんでした。
ちなみに左側の人が持っているグラウンドを均すときにつかうトンボのようなものは、道中の電線が山車に引っかからないように持ち上げるための器具ですよ。
そしてキャラクターはなぜか根室の地酒である「北の勝」を手にしています。
この遊び心(宣伝)もなかなかです。
お次は第三祭典区。
右手を前に掲げているため最初から最後まで顔が見えませんでした。
迫力は一番でしたが代償は大きいです。
三区の山車は午前中に家の近くにも来てくれたのですが、そのときも右側から見ていたため顔は見えませんでした。シャイボーイ。
最後は西武祭典区。
弁慶だそうです。
細部の作り込みはここが一番凝っている印象を受けました。
他の区に比べてキャラクターがスリムですよね。
山車の他にも様々なコンテンツが。
そしてここを通るのは山車だけではなく、神社関係の祭事車両や複数の神輿、金棒なども通ります。
ただ浴衣着て歩くだけの大人たちもいましたし、休憩時間を利用して踊りなんかも披露されていました。楽しそう。
そして我々が陣取っていたあたりは行列の人たちの休憩所もあり、そこの前にどでかい神輿とささやかな賽銭箱が置かれ、臨時の境内っぽくなるためそこでお参りすることも可能です。
お参りをすると神輿をバックに神社関係者の人が写真を撮ってくれたりします。
こちらは神社関係者が運転する行列の先導車です。
なぜかジープです。シュール。
写真は撮っていませんがこ後ろにはこの手の別のオープンカーに大門みたいな風体の神社関係者が運転する先導者もいました。
写真を取り忘れたのが悔やまれます。
子供神輿です。
少子化の影響によりサポートの大人が気持ち多めになっています。
ちなみにこれは子供用なのにかなり重いです。
こんな感じで金毘羅さんのお祭りを楽しむことができました。
ちなみに子供が途中で爆睡してしまい、行列の後半と帰り道は私がずっと抱っこしていたため、翌日翌々日と筋肉痛に悩まされることになります。
スポンサーリンク
根室帰省2019夏、やきとり弁当と金刀比羅さんお祭り編まとめ。
- タイエーのやきとり弁当は普通のタレこそが正義。
- ビニール棒は高い。
- それでも祭りの露店の雰囲気はイイ。
- 行列の練り歩きは一見の価値あり。
- 各祭典区の山車はそれぞれの個性が出ていて楽しい。
- 他にも神輿とか踊りとかいろいろあって見ごたえは抜群。
- 是非根室においでませ。
いい感じで書いていますが実は私、昼間の行列を観客としてまともに見たのは今回が初めてです。
根室に住んでいた頃や学生時代は昼間っから友達と露店に入り浸っていたり祭り自体に行かなくなっていたりしていたので、この歳になって別の楽しみ方を発見するという有様でございますよ。
それでも祭りは毎年こうやって観に来た人を楽しませるよう頑張っていると思うとなかなか感慨深いものがありますね。
誰が言ったかわかりませんが、金刀比羅さんのお祭りは北海道三大祭りと言われるくらい規模が大きいので是非根室に来て見てほしいと思っています。
この時期は飛行機代が高いのでなかなか難しいですが、マイルを貯めれば意外と簡単にチケットが手に入ります。
「根室行ってもいいけど飛行機代がなぁ…。」という方はマイルを貯めるやり方を解説している記事がありますのでぜひご覧ください。
ではまた!
スポンサーリンク