さて今回は、私の中で通算3回目となる「サザンオールスターズライブツアー2019『キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクでも握ってろ!』だと!?ふざけるな!!」の福岡公演に参戦してきましたのでそれについての所感を書いてまいりますよ。
結論から言うと最高でした。
前週までに行った公演の話はこちらからどうぞ
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目次
ヤフオクドーム公演の参戦環境。
実は今回の日程が子供の保育園の行事と重なってしまいました。
さすがに親のライブで子供の園行事を休ませるわけにもいかないということで、妻子は東京でお留守番です。
私は申込人本人で代替がききませんので、妻の代わりに職場の先輩(サザンファン)を誘って一緒に行くことになりました。
予期せぬ形で急遽おじさん2人によるライブ参戦が決定です。
ですので今回は、妻子なし、おじさん2人組のサザンライブの模様ということになります。
中洲川端で落ち合うも先輩にトラブル発生。
私は松山公演の際に必要なグッズを揃えていましたが、先輩は持っておらず、「Tシャツくらいは買っておきたい」とのことでした。
そのため先輩は空港に着いたらホテルへのチェックイン前に事前販売に赴き、グッズを購入してから16時くらいに中洲川端駅で待ち合わせで調整していました。
ちなみにおじさん2人なので基本的に集合までは個別行動で、飛行機もホテルも別々です。
おじさん2人が終始ベッタリだとそれはそれでキモいですからね。
しかし集合場所に着いてみると先輩はバッチリ私服でした。
てっきりサザンライブTシャツでも着ているのかと思ったのでどうしたのか聞いてみると、
とのことでした。
私が乗っていた飛行機もだいぶ遅れたので福岡空港側で何かあったのかと思いましたが理由を聞いてみると、なんと先輩の近くに座っていたチャラ男たちがいたずらで壁に備え付けてある機材をいじってしまったのだそうです。
ご存知の方も多いかとは思いますが、機内の備え付けの機材をいじってしまった場合、元に戻せばそれでOKというわけではありません。
物によっては当然戻したあとの検査も必要になりますし、最悪飛ばないこともあり得ます。
そのチャラ男たちは職員にひどく怒られたものの、結局彼らも乗ったまま40分以上遅れて離陸したそうです。
みなさんもよくわからない備品をいじるのはご法度ですので充分ご注意くださいね。
結局現地まで行ったあと、先輩は開演までの間にグッズを買うという運びになりました。
グッズ販売スペースに入場規制が。やっぱ事前販売って神。
ヤフオクドームの5番ゲート南側付近がグッズ販売スペースとなっており、そこは柵で囲まれてスペース内の入口と出口が決まっています。
スペース内を覗いたところ、混雑しているもののギュウギュウではなかったので安心して先輩をグッズ購入に見送りました。
その間私は周りをブラブラし、買い終わったらケンタッキー前で落ち合うことにします。
そして10分後くらい、先輩から予期せぬLINEが入ります。
チケットには座席番号は書いていないものの入場ゲートが記載されており、その番号は4番でした。
それは先輩にも伝えていたので驚いて返信します。
とりあえず向かいますわ。
そして2番ゲート付近で先輩を発見したのですが、なんとそこはグッズ販売スペースに入場するための列でした。
つまり、先輩はサクッと買って1番ゲートの方にふらっと歩いていったわけではなく、グッズ販売スペースの入り口に行ったら並びであることを知らされて1番ゲート付近の最後尾に回された、というのが真相だったようです。
販売スペースは南側、1番ゲートは北側にあります。
ドーム外周の半分もの距離が販売スペースに入るための列になるとは恐ろしい行列ですね。
ちなみに大阪公演では25日土曜日は13時、26日日曜日は12時から事前販売を行う予定です。
開演の5時間前くらいが事前販売開始の目安でしょうか、割と早い時間から販売していますのでサザンライブの際にはみなさんも是非事前販売をご活用ください。
グッズ販売は場外ですのでチケットを持っていない方も購入可能です!
幸い比較的サクサクと列は進みますので、16時半過ぎくらいに1番ゲート付近の最後尾に並んでも18時の開演には間に合いました。
今回の席はアリーナだけどドームはやっぱり広い。
今回の福岡公演ではアリーナ席が割り振られました。
席はアリーナ席Bブロック16列目、全体でいうと36列目に該当します。
ステージまでの距離は結構あり、人の動きは見えるものの松山公演のときのように表情までは見えないくらいの距離です。
位置的には正面が大スクリーンの正面だったのでステージを見るには多少角度がキツく、ずっとステージを見ているのは若干疲れます。
メインは正面のスクリーンになりましたね。
ただ、ステージの方を向くと視界に3塁側スタンドが入ってきますので、40周年ライトの演出もいい感じに体感することができます。
ちょうど松山公演時とメットライフドーム公演時のいいところを少しずつつまみ食いするイメージです。
これはこれで楽しいです。
座席に関してはアリーナ席はパイプ椅子を敷き詰めているため座り心地はお察しです。
ですのでメットライフドームのスペシャルシートとは違い、我々を含めたほとんどの人は曲中に座らず立ったまま鑑賞していました。
本物のドームはやはり暑い!脱水には細心の注意を。
西武球場に屋根を乗せたメットライフドームとは異なり、ヤフオクドームは完全な密閉空間です。
所沢の気候と壁無しが相まって寒いくらいだった前回とはうって変わって今回の公演では場内が熱気でものすごい暑さになりました。
アリーナ席はペットボトル飲料以外の飲食が禁止されていますが、脱水症状に陥らないために500mlのペットボトルで満タン1本、できれば1人2本くらいは用意しておきたいです。
汗っかきのおじさん2人は浮かれて2本めのペットボトルを買い忘れ、中洲川端駅で買った飲みかけの1本しか持っていませんでした。
そのため終盤には喉がカラッカラになり渇きに苦しむ羽目になりました。
アリーナ席では開演後は飲み物を買うこともままならないので、前もって飲み物をきちんと2本は用意しておくことを強くお勧めします。
現場で店も出ていますが、ドーム内では500mlペットボトルが1本260円と結構なプレミア価格でしたので、できれば最寄りである唐人町駅周辺で買っておくと安心です。
公演中の小さな注意点。なんか隣の人が迫ってくる!
今回のヤフオクドーム公演では、我々はたまたま通路側の席になりました。
通路側の席が先輩、その内側が私というポジションだったのですが、曲目が進むにつれ隣の人がどんどん私の席の方に侵食してきます。
これはおそらくアリーナ席の狭さに依るところが大きいと思うのですが、通路側の人は多少通路にエスケープする余裕があります。
それを見越した内側の人が、そのスペースをあてにして徐々に通路側に広がって来るわけです。
気づいたら隣の全然知らない人が私の席の半分くらいまではみ出してきます。
知らない人にくっつかれるのは嫌なので私は終始、先輩を押しのける形で反対側に体を傾けて鑑賞することになりました。
おかげで左足がパンパンです。
これアリーナ席あるあるなんですかね?
結局先輩には体3分の2以上を通路側にはみ出してもらい、通路スタッフに注意されてもらいましたw
消防法の関係で通路にはみ出してのライブ鑑賞はいけないことになっています。
黙認されることもありますが、人によっては割と細かく注意してくるためこれは運の要素が大きいですね。
何だかんだサザンのライブは最高。3回目で小慣れてきたおっさん。
隣の人が侵食してくるというハプニングがありつつも、何だかんだでサザンのライブは最高です。
セトリを含めライブの内容は大きく変わらないのですが、初心者のおっさんにはそれが逆にありがたかったりもします。
同内容のライブも3回目となると若干小慣れてきて観客としての所作もだいぶ板についてきたと勝手に思っています。
毎週にわたり2回のライブを行っている桑田さんの喉が少し心配ではありますが、この先のライブも非常に楽しみです。
おそらくファンでなくともかなり楽しめるライブには違いないので、「迷ったら行きましょう!」と自信を持っておすすめできます。
今回初めてサザンのライブに行ったという同行の先輩にも充分に楽しんでもらえたようで良かったです。
ちなみに先輩はその後職場で、東京ドーム公演を楽しみにしている社長に公演の内容をうっかり喋りそうになり、「それ以上言うな!」と一喝されたそうです。
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福岡の夜はこれから。公演後のラーメンも最高でした。
終演後はやっぱラーメン食って帰りたい!
さて終演後ですが、今回は家族を置いておじさん2人の旅ですので、そのまま帰って寝るというわけにはいきません。
遅い時間でなければ居酒屋で呑んだくれるコースなんですが、ライブの終わりが9時半で中洲川端に着く頃には10時を回っています。
おじさんにはそこから飲んだくれる元気がないのと、私が普段から5時起きで深夜の活動ができない体になっていることから、屋台でラーメンを食べようと計画していました。
ライブを最後まで堪能しつつ一刻も早く中洲川端に到着するために西新駅から急ぎ中洲川端へ向かいます。
今回大成功に終わった西新ルートについての記事はこちら
中洲川端の屋台群に到着すると、そこには既にサザンTシャツを着た人が結構いました。
やはりみんな考えていることは一緒なんですね。
屋台側もそれをわかっているようで、中にはサザンの曲を流して特需を当て込んでいるお店もありました。やるな…。
システムがわからず見知らぬ人に声をかけると…。
ラーメンを食べるとは言っても初見のおじさん2人は屋台のシステムなど全然わかりません。
とりあえず並んでいる人が比較的少なく、回転が早いと思われるラーメンメインの屋台の前で列の最後尾と思しき人に声をかけます。
うおおおおおおおおお外人さーーーーん!
どうやら旅行で来ていた韓国人の方だったようです。
完全に日本人だと思って話しかけたのですが、確認のハードルが一気に上がってしまいました。
しかしどうしてもラーメンを食べたい私はここでひるむわけにはいきません。
小学生以下の英語力でありながらそのまま質問をまくしたてます。
あーゆーらすとおんでぃすきゅー?おあふぁーすと?
(「この列ってあなた最後尾?もしくは先頭?」と聞きたかった)
この英語が正しい自信は全くありませんでしたが、このラスト、ファーストという単語でこちらの質問は伝わったようで、
と、最後である旨を教えてくれました。
私の謎英語に付き合ってくれた韓国の方、ありがとうございました。
とりあえずシステムはわからないままでしたが、列の最後尾に付けたのでこれでだめだったらその時考えようと開き直って待つことにしました。
この韓国人女性も屋台は初めてだったようで、並んでいる間いくつか質問を受けました。
並んでいる人には順番でメニューが渡されるのですが、それを見ていたその女性と、
Is there Shochu?
でぃすわんいずうぃーと焼酎、でぃすわんいずぽていと焼酎。
Is this(屋台を差して) famous in Japan?
あいむふぁーすとたいむひあ。
(ごめん初めてなんでわかりません)
と、彼女にとって何の助けにもならない片言の英語で多少の会話をしていました。
せっかく日本に観光に来たのに頼りない現地人でごめんなさい。
後ろについた人もサザンライブ帰り。
そうこうしているうちに列は進み、最後尾だった我々の後ろに女性2人組が並んできました。
彼女たちもサザンのTシャツを着ていましたのでおそらくライブ上がり、いわば同志です。
一見さんの我々になかなかハイレベルな質問です。
ということでぼんやり並ぶ初心者が4人に増えました。
幸いそのぼんやりは間違っておらず、その後屋台の人にメニューを渡されてしばらくして屋台に案内されました。
焼きラーメンと餃子に大満足。
並んでいる間に注文を聞かれていたので、座ってからそれほど待つこともなく餃子が、少し経って焼きラーメンが運ばれてきました。
先輩が注文したモツラーメンも気にはなりましたが、おじさん2人でラーメンをシェアするのは絵的にもキツイので諦めて餃子のシェアにとどめました。
初めて焼きラーメンなるものを食べましたが非常に美味しかったです。
とんこつ風の油そばみたいなものでしょうか、ビールにもよく合ってたまりませんな。
餃子も普通のものと明太餃子を食べましたがどちらも最高でした。
食べている間に後ろにいた初心者同志の女性が隣に案内されたので、サザンライブ談義に軽く花を咲かせます。
が、地方公演ばっかり5ヶ所回る話をしたところ、
微妙に引かれました。
いやアンタ自分だって福井参戦済みの2回目って言ったじゃんかよぉぉ。
2回も5回もおんなじでしょうがぁぁぁ。
食事と飲み物を平らげたところで我々おじさん2人は屋台を後にし解散の運びとなりました。
ちなみに屋台では
- ビール3本
- 焼きラーメン
- モツラーメン
- 焼餃子
- 明太餃子
- 明太マヨ
で6,000円です。
美味しかったですがなかなかいいお値段しますねぇ。
噂では天神の方の屋台はもっと観光地価格でお高いんだとか。
それでもまた行きたいと思える味と雰囲気を堪能することができました。
考えてみれば家族以外の人間と遠出するのは久方ぶり、その開放感も相まって最高の福岡遠征だったと言ってもいいでしょう。
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サザンライブ福岡遠征の話まとめ。
- ヤフオクドームは最寄り駅からちょっと遠い。
- グッズ購入はなるべく事前販売を活用しよう。
- ライブ中は暑いがアリーナ席はペットボトル飲料以外は飲食禁止。
- なのでペットボトル飲料はできれば2本持ち込もう。
- ドーム内でも買えるけどバカ高いので事前に買っておくのが吉。
- アリーナ中後列あたりは距離として中途半端。
- しかしそれはそれでいいとこ取りができて楽しい。
- 通路側だと内側の人が侵食してくるかも。
- どこでやろうとサザンライブの盛り上がりは最高。
- 中洲川端で宿を取って西新から帰るのは超オススメ。
- スムーズに駅に着き高確率で座れるよ。
- 一方唐人町駅は入場規制などの可能性も。
- 福岡といえば何といっても屋台でラーメン。
- サザンライブ後は中洲もサザンTシャツの人がいっぱい。
- 中にはサザンの曲を流す屋台も。
- 焼ラーメンうまい!
- (子供置いて)また行きたい街。
サザンライブが最高だったのはもちろんのこと、福岡という街が1泊2日のおじさん2人組の旅にちょうどいいということがわかった遠征になりました。
是非次回も(大人だけで)福岡遠征行きたいです!
ではまた!
「遠征って言っても飛行機代もバカにならないよね…。」とお嘆きの方はこちらをご覧ください。
こういう方法もありますよ!
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