先日外食モニターで信じられない出来事がありましたのでそれについて綴ります。
これホントに盛ってないですよ?
完全に事実です。
怒りが収まりませんので記事内容が冷静ではないかもしれませんが予めご了承ください。
目次
ファンくるで申し込んだ外食モニター
今回申し込んだ外食モニターはこちら。
渋谷での子連れ家族ランチに適したなかなか条件のいいモニターです。
東急東横店の最上階でレストラン内は全席禁煙ながら、レストランの外には喫煙所があり、喫煙者の私と嫌煙家の妻子を擁する我が家にはうってつけの案件です。
レシートをくれない!?
ひとしきり食べ終わって会計に行きました。
実はこのお店、覆面モニターで訪れるのは2回目なんですね。
前回はレシートを渡されず、クレジット控だけを渡されました。
その時は結局あとで店に連絡して、レシートの写真をメール添付で送ってもらうという非常に面倒な手間が発生しました。
しかも先方に撮らせたレシートの写真は四隅がしっかり写っておらず、ファンくるに、
「ほんとは四隅ないと駄目ですけど今回だけですよ?」
みたいな軽く恩着せがましい対応を取られるという出来事があったんです。
そんな苦い思い出のお店でしたので今回はレシートをもらうときにちゃんと確認しようと心に決めていたわけですよ。
そしてお金を払った後に渡された紙を確認すると…
またクレジット控です。
今回は前回と違って私もボーッと受け取るわけにはいきません。
勇気を振り絞ってレシートを要求しました。
すると会計担当の店員さんは、
違うよ!
よく見てこれ「クレジット控(領収書)」って思いっきり書いてあるじゃん!
前回はこれで通らなかったのを覚えている私は強気に攻めます。
すると店員さんから耳を疑うような一言が飛び出してきました。
何言ってんのこの人?アホなの?
今まで数え切れない回数の外食をしてきましたが、レシートを出せないじゃなくて目の前で出したレシートを渡せないという対応は初めてでした。
目の前にレシート出てるんですよ?
それを何故かレジ横の針にグサッと刺して客にレシート渡せないって何それ舐めてんの!?
え?ほんとに意味わかんない。
いま目の前に刺さってるやつでいいんだから寄越しなさいよ。何断ってんの?
回収必須とかローカルルール押し付けてんじゃねえよアホか!
じゃあ何だ、俺はたまたまクレジットカード使ったからクレジット控もらえてるけど現金払いの客は手ぶらで返すのか!?あ!?
もしくは全員に手書きで領収書渡す!?
いやそんなの渡してるの見たことないよ?
内容のわかるやつって言ってんだろ何言ってんの?
そもそもこのクレジット控に「(領収書)」ってしっかり書いてんじゃん。
俺が欲しいのは領収書じゃなくてレシートなんだよ!
レシートがもらえないとどうなる?
そもそも店側は、客の飲食内容なんてレジのデータからいつでも呼び出せるわけですよ。
それを何故か紙まで回収して客には飲食内容を思い出すすべはなし。
これは会社の方針なのか、店舗ルールで勝手に運用しているのか、はたまた当該店員の思い込みで言っているのかはわかりません。
いずれにしても私はこの時、
「レシート必須の外食モニターで、店からレシートの引き渡しを拒否されている」
という至極理不尽な状況に置かれているということははっきりしていました。
いろいろ考えましたよ?
モニターの謝礼にかかる費用がもったいないので否認の材料が欲しいからこんな事やってるのかとか疑うわけです。
でもこっちだってこのまま引き下がるわけにもいきません。
というのも外食モニターにおいては、
責が店側にあろうとなんだろうと、条件を満たさないと報酬は出さない
というのが前提だからです。
条件を満たさない場合には、事後的に条件を満たすためにすべき行動を提示したりはしてくれます。
「レシートないなら店に連絡してレシートの写真送ってもらいなよ」みたいなことですね。
しかし、最終的にレシートの写真をアップロードできなかった場合は、それが100%店側が悪かろうと、レシートの引き渡しを拒否したものであってもそれがレシートがない言い訳にはできないのです。
つまり今回ここで引き下がって、手持ちのクレジットカード控をレシートとしてファンくるにアップロードしてしまったら、今回も同様に、
「店に言ってレシートの写真を送ってもらいなさい」
とファンくるに言われるのは火を見るより明らかなんです。
わかっていて2度手間(写真が前回同様下手糞であれば3度手間)を享受できるほど暇ではありません。
ですのでここはどうあってもレシートをゲットする必要があります。
押し問答の末の妥協策
しかしどれだけ押してもその店員さんは首を縦に振りません。
こんな感じです。
しかしよく考えてみると、私自身は最悪レシートの紙自体はなくても問題ありません。
家計簿をつけているとかであれば紙は欲しいところですが、今回に関してはファンくるにレシートの画像をアップロードできれば構いません。
前回はお店に送らせたレシート画像で承認されていますからね。
というわけで、
と言ってレシートを借りました(本来客が受け取るはずのレシートを「借りる」というのも変な話ですが)。
そしてレジの足元に置いてあった丸椅子の上にレシートを乗せてその写真をパシャパシャ。
ちょっとピンボケしましたが無事に目的の写真を手に入れることには成功しました。
ここで1つ注意しなければいけないことは、
「モニターで必要になるから」
というようなことは絶対に言ってはいけません。
基本外食モニターはお店にバレないのが大前提ですので、これを言ってしまうとその案件の報酬がもらえなくなるだけでなく、最悪今後モニターの申込みができなくなる可能性まであります。
ですので私は理由付けとして妻を引き合いに出してレシート画像を入手しました。
「嫁に怒られる」とか多分ないですから。…いやあるかな?
いずれにしてもモニターの報酬のために妻を売ってしまう形になりました。
ごめんよかーちゃん…。
ちなみに写真を撮った後にレシートを返そうと顔を上げると、すでにその店員さんは立ち去っていました。
どうしても渡せないほどの大事なレシートを現段階で客が手に持っているのに見張っとかなくていいんですかね?
私が悪人だったらそのままレシート持って帰ってますよ?
どうせ、
とか待ちきれず厨房あたりに言いに行ったんでしょう。知らんけど。
まあこちらもレシートの写真さえ撮れれば店員さんに用はありません。
借りたレシートをレシート束の針にグサッと刺し戻して店を後にしました。
モニターは図々しく行け!
もちろんこの後帰宅して提出したアンケートにはこの件についても触れました。
今この記事を書いているときよりも怒りは大きかったので、内容は控えますが、それはもう辛辣なアンケートになったのは言うまでもありません。
今回のようなトラブルは頻繁に起こるわけではありませんが、外食モニター案件をこなす上で持っておくべき気概(?)をまとめておきますね。
指定の来店証明は何が何でも手に入れる
まず、会計の際にはもらった紙がちゃんと指定の来店証明かどうかをその場で確認することは大前提です。
今回のような引き渡し拒否はそうそうありませんが、店員さんが間違えてクレジット控だけを渡すことは結構あります。
別の店ではクレジット控だけを3枚渡されたこともありました(客用、店舗用、信販会社用の3枚)。
会計カウンターでもらった紙をジロジロ見るのは恥ずかしいかもしれませんが、スマートに立ち去る必要など全くありません。
後から電話で「レシートの写真くれよ」と頼まれる方が店にとっても面倒ですからね。
モニター来店を怪しまれるとかは全く考えなくてOKです。
モニター以外でも飲食内容が合っているかどうかをレシートで確認する人は一定数いますので、そこからモニターだと確定することは不可能です。
遠慮なく確認しましょう。
そして、間違っていた場合はこちらも遠慮なく申告しましょう。
相手のミスでポイントをフイにしたり、わざわざ写真を取り寄せるような二度手間を享受する必要などないわけですからね。
今回のように理不尽にレシートの引き渡しを拒否されたとしても、手ぶらで帰るようなことがないように強気にいきましょう。
来店証明、最悪その写真は何が何でも手に入れましょう。
アンケートは辛辣でもキッチリ書く
今回のこの件に関しては、お店の総評欄に余すことなく書きました。
レシートが必須ではないとしても書いていたと思います。
覆面モニターを依頼している会社は、店舗の改善点を探しています。
ですので「良かった」「美味しかった」だけのアンケートなどゴミほどにも役に立たないわけですね。
むしろ厳しい目で悪い点が書いてあるほうが役に立つわけですよ。
「店のことを悪く書くのは気が引ける」
とかは全く考える必要はありません。
嘘で固めた難癖とかいちゃもんの類でなければ、辛辣な意見を書くことを躊躇う必要はないのです。
また、
「あんまり悪いことを書くとポイントもらえないかも…。」
という心配も無用です。
理由は上記と同様です。
ただし、嘘は書いちゃ駄目ですよ。念の為。
逆に、
「面倒だから無難に書いとこう」
というのもお勧めしません。
一応こちらも報酬を受け取っている以上、適当に書きすぎるのは無責任です。
あと、店舗側もアンケート内容からどの客がアンケートを書いているかはある程度事後的にわかるようになっています。
店員さんの記憶とアンケートとの間で乖離がありすぎると、
「このモニター適当に書きやがったな」
というのがバレて次回以降の活動に悪影響が出る可能性も大いにあります。
ですのでモニターの心得としては、
「厳しく遠慮なく真実を書く」
ことをお勧めします。
ここでは書きませんが、私の書いたモニターアンケートは悪い部分に関してはかなり辛辣に書いています。
もちろん馬鹿だの阿呆だの無駄に罵倒することはありませんが、キレられる可能性もあるくらいに論理的に追い詰めるような書き方をすることもあります。性格悪いですね。
それでも実際にポイント付与が否認されたことはありません。
モニター案件を出している広告主はお世辞を求めているわけではないのです。
外食モニターでレシートがもらえなかった話まとめ
- 指定の来店証明を現場で拒否されることが本当にある。
- うっかり持って帰るのを防ぐためその場でのレシート確認は必須。
- 店に拒否されようとも何もせず引き下がるのはNG。
- 店の拒否は来店証明を提出しなくてもいい理由にはならない。
- 最悪その場でレシートの写真を撮る事ができればOK。
- アンケートにはその経緯を書いて改善を促すのが得策。
こんなところでしょうか。
私もまさかレシートを拒否される事態が起こるなんて想像だにできませんでしたからね。
前回も今回もわざと渡していなかったということが判明したときは流石に驚きました。
ただ、今回の件で一つ推測として補足しておきたいのですが、会社ぐるみでモニター報酬を出し渋っているということではないと私は思っています。
おそらく店長あたりの判断で、モニターとは関係ない理由でレシートを店に置いておきたい理由があってバイトにやらせているのではないかと推測します。
「客単価とか売上傾向を見たい」
「でもレジからデータを引っ張るやり方を知らない」
とか個人的な理由でローカルルール的にレシートの抱え込みを行っていたのではないでしょうか。
というのも今回、この件についてアンケートに熱く書きまくったところ、どこよりも速く報酬が確定したんです。
同店で前回モニターをやったときは1日くらい経って承認された記憶があるのですが、今回は夜中に提出して翌朝一番にはもう報酬が確定していました。
組織的犯行だと思われないように通常より速く報酬を確定したんじゃないかとか下衆の勘繰りが捗りますね。
いずれにしても、今回のアンケートを機に、店長が本部にこってり絞られてレジデータの使い方を覚えてしっかりと客にレシートを渡せる店舗になってくれることを願って止みません。
いずれにしろ我々モニターは、怪しまれることを恐れず目的遂行のためにかなり図々しく立ち回る必要があります。
ファンくるを含む外食モニターを扱うポイントサイトはモニターバレを極度に嫌いますが、多少怪しまれる程度で裏を取れていなければ店舗が客を「お前らモニターだろ!」と糾弾するようなことはまずありませんし、怪しんだ程度でモニターと断定してポイントサイトに苦情を入れるようなこともありません。
ポイントサイト側が懸念しているモニターバレなんていうのは正直、浮かれてモニターだって店員に言っちゃうダメな人や、でっかいメモやタブレットのモニター確認ページとかをテーブルの上に堂々と出しちゃうダメな人を想定しているのだと勝手に解釈しています。
客同士の話でちょろっとモニターの話が出たりとか、モニター内容を手元のスマホで確認したりスマホ上にメモを取ったりとか程度であれば問題はないと思います。
仕事中に客同士の話に聞き耳立てたり手元のスマホ覗き込んだりとかそれこそ従業員としてどうなんだという話になりますからね。
会計時にレシートをねだるくらいならなおさらです。
モニターやってない人であってもきっちりレシートを回収したい人なんていくらでもいます。
みなさんも(ないとは思いますが)レシートをくれない店員さんに出会ったら臆することなくこう要求しましょう。
ではまた!
外食モニターを行うときに利用するサイトは下記2つがお勧めですよ。
↓オプションと使い勝手が優秀な「ファンくる」
↓ランク制度で外食モニターでもボーナスポイントがもらえる「ちょびリッチ」