今回は私の中で通算4回目となる「サザンオールスターズライブツアー2019『キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクでも握ってろ!』だと!?ふざけるな!!」の大阪公演に子連れで参戦してきましたのでそれについての所感を書いてまいりますよ。
前回までの公演に参加した話はこちら。
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目次
屋内ライブはとにかく暑い!新兵器を持っていざ子連れライブ!
松山公演時の子連れ反省点まとめ。
- とにかく暑い、これが全てのネック。
- 暑さのため、抱っこ紐の利用が困難。
- そのため素の抱っこで腕がパンパン。
- 暑さのため、後半から徐々にグズりだす。
- 暑さのため、イヤーマフを外してしまう。
- そのため爆発音演出で泣く。
- 光演出が目に悪そう。
前回松山公演に子連れで参加した際の反省点はこんな感じです。
私はもうこのツアーで3回ライブを堪能しているため、子供がグズったら連れて席を外すことも考えています。
しかし、子供自身もサザンのライブ自体は楽しみにしているので、可能な限り楽しませてやりたいというのが親としての本音です。
幸いにも松山公演では終盤多少グズったものの周りのお客さんの迷惑になるような大声を出したりせずに何とか終えることができました。
しかしライブ中の暑さは結構なものなので今回も何もなく終わるとは限りません。
というわけで、前回の反省を踏まえて京セラドームでのライブを満喫すべく我が家で採った対策を紹介していきますよ。
前回も愛用、魔法瓶に氷を入れて常に冷たいお茶を。
これは前回も使用していましたが効果が高かったので今回も引き続き使用しました。
こぼさないようにストローマグタイプがオススメです。
ライブに向かう前にホテルで氷をもらって入れておき、道中でペットボトルの麦茶を買って注いでおくといいでしょう。
ライブの最後まで冷たいお茶を飲ませることができるので子供もご満悦です。
イヤーマフに代わる大音量対策。
ライブの音量は子供の耳にとって悪影響があるという話を聞きました。
前回の松山公演ではイヤーマフを持ち込みましたが、会場内の暑さによりイヤーマフが蒸れて子供が外してしまうという事態が発生しました。
妻曰くサザンのライブは他のアーティストのライブに比べて音量は小さめとのことでしたが、それでもそれなりに大きな音は出ますし爆発音の演出もありますので対策はしておくに越したことはありません。
ですので今回は極力蒸れない「耳栓」で代用することにしました。
肝心の結果ですが、
イヤーマフより嫌がりました。
どうも耳の内側から圧がかかってくるのがお気に召さなかったようです。
家で慣れさせていなかったのも一因かもしれません。
幸い今回は音源からの距離もそれなりにあったので、耳が慣れていない序盤と音量が大きくなる終盤にイヤーマフをつけてやり過ごし、耳栓はほぼ全編カバンの中でした。
抱っこ紐を利用するための保冷剤。
こちらも暑さ対策の一貫です。
子供が小さいため、当然ながら普通に立たせていては前方が全く見えません。
そのため抱っこをして目線の位置を上げてやる必要があるのですが、普通に抱っこしていては3時間半のライブでは腕が保ちません。
ちなみに肩車は禁止です。
そこで何とか抱っこ紐に頼りたいところなのですが、抱っこ紐は通常の抱っこに比べて暑いです。
子供はやはりそれを嫌がり、さらには汗っかきで体温の高い私の抱っこも拒否するため、ライブ中のほとんどは妻が抱っこしていました。
そして腕がパンパンになった妻は怒り心頭ではけ口を私に求めます。
そこで今回、抱っこ紐の間に入れる保冷剤を利用することにしました。
抱っこ紐の中には、夏に利用できるよう保冷剤用のポケットが付いているものがあります。
幸い我が家にある抱っこ紐はこのタイプで、夏には実際に保冷剤を収納して抱っこに使っていました。
当時使っていた柔らかめの保冷剤も家に残っていますのでこれを持ち込んで腕パンパン対策の柱に据えることにしました。
子供はこの保冷剤に大変喜んでいました。
中サイズのものは抱っこひもに入れたりできますし、少サイズのものは子供に直接持たせたりできます。
しかし、抱っこ紐は父親である私が使うと異常に拒否します。
これでもやはり暑いのか、抱っこはやはり母である妻の方に偏ることになりました。
保冷剤を保冷しておく保冷剤と保冷バッグを新たに購入。
保冷剤を利用するのはいいのですが、家から近くの会場に行くのとは異なり今回は遠征です。
準備して家を出るのが昼前、ライブ開始は18時で終演は21時半です。
家で凍らせた保冷剤が保つわけがありません。
ましてやこの日は5月では異例の猛暑日でその予報も前週から出ていましたので、保冷剤を何とか21時ころまで保たせられるよう保冷剤用の保冷剤とそれを守る保冷バッグを用意しました。
この氷点下パックは業界最強と言われており、保冷バッグに入れておけばアイスクリームも最大11時間溶かさずに置いておけるんだそうです。
これを2つ用意し、抱っこひも用の保冷剤と一緒に保冷バッグに入れておくことで保冷剤を終演まで使えるようにします。
サイズは冷凍庫で凍らせやすく持ち運びやすいMサイズがいいでしょう。
Sサイズは探しましたがありませんでした。
そしてその保冷剤たちを入れておくバッグはこちら。
カバン型よりも箱型のほうが保冷効果は高いのですが、ライブ会場で釣り人が持っているようなクーラーボックスを持ち込むのは流石に恥ずかしい(というか止められる可能性まである)ので、傍から見て鞄に見えなくもないオシャレ(?)なバッグをチョイスしました。
いろいろ調べてソフトバッグ型のもので一番保温性の高いものを選んだつもりです。
これは非常に役立ちました。
氷点下パックを入れておくことでライブ中どころか次の朝まで保冷剤が硬い状態で保たれていました。
暑がっている子供に小さい保冷剤を渡してご機嫌を取ることもできましたし、ついでに大人の飲み物を冷やすことができたのでライブ終盤でも飲み物を買い足さずに冷たいまま飲むことができましたのでこれはオススメです。
ただ、収納量の割にかさばるのがデメリットではあります。
とにかく身軽にライブを楽しみたいという方にはあまり向かないかもしれませんね。
ちなみにこの保冷バッグには側面にチャックが付いていて、小さいものなら常温の小物を収納することもできます。
我が家では子供用の冷えピタと魔法瓶を入れていました。
光演出の目潰し対策。結局出番なし。
松山公演では席が近かったため、「至近距離だから眩しいのかな?」と思っていましたが、メットライフドームでは遠く離れたスタンド席にもかかわらずかなり強い光が当たりました。
これは大人でも結構眩しいので子供の目には間違いなく悪いでしょう。
我が家では家にあるおもちゃの子供用サングラスを持たせ、終盤の光演出が多くなる時間帯にかけさせることにしました。
まあ一応リンクは置いていますがおもちゃで全く問題ないので、お近くの雑貨屋さんや100均で買えるならそれでいいと思いますよ。
しかしせっかく持っていったサングラスですが、今回の席はスタンド席で光源が遠く、光がこっちに向くタイミングもわかりやすいため出番はありませんでした。
アリーナ前方などの席では使う機会があるかもしれませんがとりあえずなければないで困ることはありません。
冷えピタは子供のお気に入り。
松山公演の反省から今回持っていくと決めていた冷えピタ(熱さまシート)ですが、これは子供が気に入ったようでした。
序盤から暑いと騒いでいたので貼ってやるとすぐにおとなしくなり、しばらくおとなしくしていました。
個人的にはこれが一番コストパフォーマンスに優れていたと思います。
子連れでのライブの際には通りかかったドラッグストアなどで1つ買っておくと重宝しますよ。
子連れライブ対策グッズ効果まとめ。
グッズ | 評価 | コメント |
魔法瓶 | ◎ | ホテルで氷をもらって 麦茶を買って入れておくと◎ |
イヤーマフ | △ | 暑さに弱いが対策すれば何とか使える。 |
耳栓 | × | 3才児だと超嫌がる。 事前に慣れさせればワンチャン? |
抱っこ紐 | △ | 保冷剤付きで母の抱っこはOK 体温の高い父の抱っこは断固拒否 |
保冷剤・保冷バッグ | ○ | コストがかかりかさばるのがネックだが 効果は絶大。 |
サングラス | × | 出番なし。前方の席なら使うかも? |
冷えピタ | ◎ | コストパフォーマンス抜群の効果。 |
ぬれ煎餅 | ◎ | うちの子供限定。 お子さんの好物で代用を。 |
まとめてみるとこんな感じです。
ある程度成長して聞き分けが良くなっているのであれば魔法瓶、耳栓、冷えピタでなんとかなるのではないでしょうか。
これだけやっても中座する羽目に。しかしキッズルームがある?
今回の京セラドーム公演では、我々の席はスタンドの通路側でした。
松山公演ではアリーナ席のど真ん中であったことと比べると離席もしやすく親である私と妻のプレッシャーは格段に小さくなりました。
しかしそれが災いしたのか、通路側で安心していた我々の空気を察した子供は少し飽きてくるとグズりだすという有り様でした。
結局中盤に差し掛かるタイミングで妻が子供を連れて離席してしまいます。
私はもう少しなだめすかしてから離席したほうが効果的だと思ったのですが、往々にしてこういった場合は妻のほうが的確な判断をする場合が多いのでここは任せることに。
しばらくして戻ってきた2人はやけにスッキリした顔をしていました。
どうやら京セラドーム内にはキッズスペースが併設されているとのこと。
動きたい子供を連れて妻が通路を歩き、機嫌を取るために通路の端に座らせてメロンパン(ぬれ煎餅は席に残っている私が全て持っていたため)を食べさせていたときにスーツ姿のスタッフらしき人に声をかけられたんだとか。
いきなり話しかけられて怪しいと思いつつ付いて行ったところ、階段下のようなわかりにくいスペースにキッズスペースがあってそこで休むことができたそうです。
妻いわくそのキッズスペースは、エアコンがバッチリ効いていて涼しく、曲もいい感じの音量で聞こえたそうで、後に妻は、
と言っていました。ライブの意味ねえじゃん。
結局子供の動きたい欲と涼みたい欲、食欲が満たされたので10分ほどで父親がいない寂しさから席に戻りたがったそうですが妻的にはもう少し涼みながら聴きたかったそうです。
結局15分くらいで戻ってきました。
そして通路にはじっとしていられない子供を抱えた人は結構いたようです。
やはり子供を連れてのライブはハードルは高いんですね。
しかし京セラドームではこっそりキッズスペースが存在しているらしいので、子供を連れて行く方は探してみてはいかがでしょうか。
戻ってきてからは暑さに多少グズりながらも、保冷剤と新しい冷えピタ、ぬれ煎餅で何とか終演まで保たせることができました。
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ライブ自体は今回も最高でしたが、ちょっとした事件も。
ツアーが進むにつれて洗練されていく。
今回のライブも基本的には前回までと大筋は一緒です。
しかし、演出内容などは回数を重ねるごとに洗練されていき完成度が高くなっていくのは間違いありません。
やはり最初に見たときよりもMC時の小ネタなども完成度は格段に上がっていました。
そして何といっても一番変わったのが新曲の完成度です。
新曲を歌う際に桑田さんが
と冗談を言っていましたがこれもあながち嘘ではありません。
なかなか言葉では言い表しにくいんですが、ライブを重ねるごとに曲に魂が入っているというかそんなイメージです。
私と違ってニュートラルにサザンを観ている妻いわく、
やっぱりサザンのレベルまでなっても場数が影響するんだね。
と、わかりやすいのかわかりにくいのかよくわからない感想を述べておりました。
これはこれで大好物です。
ちょ、銀テープちゃんと配ってくれよお姉ちゃん!事件。
ライブでよくあるテープを噴出する演出はサザンのライブでもあります。
アリーナ席にはステージから直接降ってくるのですが、遠く離れたスタンド席ではそうはいきません。
ですので大体スタンド席ではスタッフさんが通路からテープを配ってくれるんですね。
その場合、通路側にいるお客さんに何枚か渡してくれたり、手を伸ばしている人に手渡したりしてくれるんですよ。
そして普通は階段の下側(前方)から来ます。
しかし今回テープを持って現れたのがなんと階段上(後方)から。
そして死角から現れた上に、配りながら歩くというよりは普通に通過するスピードで階段を下っていったのです。
お客さんが気づいたときには既にテープを持った彼女は通り過ぎています。
中には配りに来たのに気づかないお客さんもいたでしょう。
しかも伸びている手を気に留めるでもなく、歩を緩めずにテープを持ち上げて軽く手を上げるだけ。
と一瞬で察しました。
何をそんなに焦っていたんでしょうかね?
配る気がないことを察したお客さんの中には自ら彼女の持っている箱に手を突っ込んで取る輩もいました。
そんな中しっかりとスタッフの手からテープをゲットしていた妻。
いつもながら妻のライブ慣れっぷりには驚かされます。
今回は隣の人が欲しがっている様子もなかったのでそのテープは子供のものとなりました。
しかし今回のスタッフさんには声を大にして言いたい。
もしかしたらテープの在庫もうないのかな?と邪推してしまうようなスタッフさんの動きでした。
まあたぶん個人的にもみくちゃが怖くて逃げるように降りていったとかそんなところだとは思いますが。
でもなぜかサイダーは3本くれた。いいの?
サザンの今回のツアーでは4歳以下は席を必要としなければチケット無しで同行できます。
我が子も特にチケットを購入することなく夫婦の席の範囲で子供を連れていました。
今回のツアーでは退場時に1人1本の三ツ矢サイダーがもらえます。
当然我が家は2人分しかチケットを買っていないので2本しかもらえない予定でしたし、前回も2本しか持って帰っていません。
ところが今回は帰り際、母親の抱っこ紐に入っている我が子にわざわざサイダーを手渡してくれたのです。
妻もびっくりして、
と言ったところ、
と快く渡してくれました。
さすがに足りなくなることはないとは思いますが、余分に得してしまった申し訳なさと心遣いのありがたさでいっぱいになりました。
お気遣いありがとうございました!
間違いない!
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サザンライブ京セラドーム公演に子連れ参戦の話まとめ。
- 子連れライブの難関はやはり暑さ。
- 冷えピタは結構効果的。
- 魔法瓶はライブに限らず神。
- 保冷剤もお気に入りだが保冷バッグのコストが心配。
- サングラスは後方席では出番なし。
- 体温の高いオヤジの抱っこは断固拒否。
- 京セラドームにはキッズスペースあり。
- 涼しいし曲聞こえるし天国という噂。
- ツアーが進むにつれアーティストも進化するのね。
- 銀テープを持って駆け下りる女性スタッフの存在。
- サイダーサービスしてくれてありがとう!
- やはりサザンは最高!
こんな感じです。
中抜けはしたものの、序盤と終盤には我が子の好きな曲が演奏されるのでそこには子供も大変満足していたようで何よりです。
妻もキッズスペースで中盤の曲を天国で聞くことができたので満足していました。
私はもうこのツアー4回目です。
よく、
と聞かれますが、逆にもうサザンホリック状態になっているとさえ感じます。
初ライブから連続参加で免疫ないから多少はね?
ではまた!
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