あるポイントサイトに広告を出している企業は、ほとんどの場合複数の別のポイントサイトにも広告を出しています。
全てのポイントサイトで同じポイントがつくのであればお気に入りのポイントサイトに集約すればいいのですが、この世の中そんな簡単にはできていません。
同じ案件でもポイントサイトによって貰えるポイントというのは見事にバラバラです。
スポンサーからポイントサイトに支払う広告料もそれぞれですし、間に代理店を挟んでいればその取り分もあります。
ポイントサイトがどれくらい利益を取るかの違いや、本人以外への還元も設定などもあり、結果利用者本人への還元額は全く変わってくるわけですね。
そんな中、ある案件について、どのサイトがいくら分のポイントを還元しているかがひと目でわかる便利なサイトが存在します。
このブログでもちらほら登場しますが、そのサイトこそ「どこ得?」でございます。
「どこ得?」の使い方
サイトに飛んでみると、なんとも言えない無機質な風体に検索ボックスが一つ、渋いですね。
ちなみにここのサイト、登録の必要等は全くありません。
ただ、必要とするワードを入力して検索するだけの潔い仕様です。
ここにお目当ての案件を入力してポチリ。
ここでは例として「FX」と入力して検索してみます。
ずらーっと案件が出てきます。
「%」と示してあるのは、ショッピング案件でよくある、「購入金額の○○%還元」の数字です。
こちらの方は「FX」というワードが型番に入った商品を購入した場合の還元率が表示されています。
FX口座開設案件を探している場合はこちらはスルーして下に行きます。
こちらの「円」と書いてある検索結果は、案件消化で貰える金額を示しています。
左から「金額」→「サイト名」→「案件名」とわかりやすく書かれていますね。
さらにわかりやすいのは、基準を円換算で統一してくれているところです。
ポイントサイトごとに1ポイントの価値は異なります。ポイントのまま表記されていると結局どこがお得なのかさっぱりわからなくなりますからこれはありがたいですね。
自分の登録しているサイトの中で一番還元の多いポイントサイトをここから選んだり、登録しているサイトよりも飛び抜けて還元の多いサイトを新たに登録する候補として考えたりするのに非常に便利です。
「どこ得?」利用上の注意点
検索ワードには少し工夫を
非常に便利ですごいどこ得ですが、仕様上あくまでも検索ワードを含むものをピックアップしていますから、同業の案件でもワードによって表示されなかったり、異業種の案件が混ざってきたりしますのでそこは気をつけましょう。
例えば、VISAカードの比較をすべく「ビザ」と入力しても、「VISA」だけを含む案件は表示されませんし、「ひざ」とか「ピザ」などを含む案件が表示されたりします。
私はよく「カード」で検索をかけますが、必ず%表示の方に「ズキガード」が出てきます(白目)。
検索語句に対して、濁点や半濁点の有無を問わず対象に含める仕様になっているみたいですね。
ひらがなとカタカナも変換して探してくれるようです。
また、上の例で上げたFX口座開設の案件ですが、中には「FX」というワードを含まない会社もあります。
外為オンラインなどは「FX」を含まないので、FX口座開設案件を検索する際には他の単語を併せて検索するのがいいでしょう。(「為」などでいい思います。)
実印を作りたいと思ったら「はんこ」と「印鑑」を検索する、ベビー用品がほしいと思ったら「ベビー」、「赤ちゃん」、「あかちゃん」で検索するなど、状況に応じて検索語を増やしてみることで取りこぼしを減らせます。
ポイントが高くても飛びつけないことが
もう一つ注意すべき点があります。
ちょっと下の図をご覧くだされ。
MUJIカードで検索した結果なのですが、2017年2月22日現在、一番還元額が高いのは「えんためねっと」で6,885円です。
6,885円が発行すべきかどうかは別として、
「一番はえんためねっとだ!それ急げ!」
となるところなのですが、安易に飛びついてしまうと後悔する可能性があります。
というのもこの「えんためねっと」、マイルへの交換ができないのですね。
それどころか交換先は銀行振込のみです。
えんため=エンタメ=円貯め ということなんでしょうかね。
現金化前提なら構わないのですが、陸マイラーとしてマイルを貯めることを目的としている以上、現金にしか換えられないというのはあまりよろしくありません。
よって次点の「ポイントタウン」を利用することになります。
このように、「どこ得?」ではそのポイントサイトのポイントが何に交換できるかまではフォローしていないため、登録していないポイントサイトが一番手に出てきたときは、そこから交換できる先を自分で調べる必要があります。
また、一番手全てに飛びついて無尽蔵に登録サイトを増やすことはポイント管理も面倒ですし、稼いだポイントが分散して交換できない端数が積み上がる可能性もあるのであまりお勧めしません。
ある程度の還元額の差は妥協してポイントサイトの数はある程度絞ることをお勧めします。
ちなみに私が登録しているポイントサイトは、中継サイトを除き8つです。
実はもう少し減らしてもいいかなと考えています。
この辺も色々やってみて落としどころを探っていくのがいいと思いますよ。
設定について
「どこ得?」において検索対象となっているポイントサイトは以下の通りです。
これではちょっと多すぎて案件を探しにくいという方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方は検索窓の上にある「設定」から、表示されるポイントサイトを選択することができます。
「これ以上ポイントサイトは増やす気ないし他のが混ざってくるのは嫌だ!」
という方は現在使っているポイントサイトにだけチェックを入れて保存すればOKです。
逆に、
「いい条件を出すポイントサイトがあれば今後もどんどん登録していくぜ!」
という方はデフォルトのままでいいでしょう。
いいろ試してみてご自身に合った設定を探してみて下さい。
「どこ得?」まとめ
- 使い方は簡単で検索語を入力するだけ
- 円換算で統一されているのでポイントの価値に悩む必要なし
- 検索ワードは工夫して取りこぼしをなくそう
- ポイントサイトの交換先は確認しよう
- ドットマネースマホ版は検索できない
- 設定はお好みで表示サイトを選べる
以上ざっくりと「どこ得?」について説明してみました。
皆様もお得な案件を色々調べていると思いますが、お得な案件をみつけたときなどはそのまま飛びついて消化せず、このサイトを使って一度は調べてみると、さらにポイントの上乗せが期待できるのではないでしょうか。
例えば案件紹介の記事などを書いてくれている方がいるのは非常にありがたいですよね。
でもどこ得を使えば、その記事の中で紹介されている案件について、記事中のポイントサイトよりいい条件のポイントサイトがあれば発見することができたりするわけですね。
うまいこと利用できるものは利用して賢く貯めていきましょう、というお話でした。
ではまた!