私の故郷である根室で旗揚げされたアマチュアプロレス団体「新根室プロレス」の東京公演を観戦してきました。
今回はその記事です。
※思い出しながら書いており、内容に思い出補正がかかっているため細かい所の間違いは許容いただけると幸いです。
あと写真は素人なので基本ブレていますのでご了承ください。
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目次
新根室プロレスは2019年内の解散が決定。そりゃ行くしかないでしょ。
新根室プロレスが2019年9月に行われた根室の三吉神社大例祭興行で、年内の解散を発表しました。
理由は代表であるサムソン宮本氏の病気により今後の活動が困難になったためです。
平滑筋肉腫という10万人あたり3人ほどの非常に稀な病気で治療法も確立されていないんだそうです。
突然の発表にいろんな思いが湧き出てきましたが、新根室プロレスを観戦したいという気持ちが一層大きくなりました。
解散の経緯についての詳細はこちらの記事をご参照ください(外部リンク)。
https://number.bunshun.jp/articles/-/840776
これまで新根室プロレスの単独興行は地元根室や道東各地がほとんどで、東京を含む内地では開催されてきませんでした。
私も以前から、帰省時にでも観たいと思っていましたが、帰省時期と開催時期が全く合わずに観戦は叶わないまま時間だけが過ぎていきました。
それが今回、最初で最後の東京公演ということで1も2もなく飛びついた次第でございます。
しかし実は私が東京公演開催と年内解散を知ったときには既に東京公演のチケットが完売となっていました。
月曜日に土日分のTwitterをまとめて見たときに知ったので自分の行動の遅さを嘆くばかりです。
それでも関係者のご尽力で追加販売が実現し、その追加販売だけは逃すまいと仕事中にも関わらず発売日の10時にチケットぴあに張り付いてなんとか追加販売分を買うことができました。
↓※大日本プロレスの興行に新根室プロレスが参戦した時は上野に観に行きました。
公演当日。N2Wファンと取材陣であふれる新木場1stリング。
東京公演が行われたのはJRと東京メトロの新木場駅から徒歩3分の「新木場1stリング」という場所です。
周辺は倉庫街のため休日にドタンバタンやっても怒られないという、非常にプロレス向きの立地と言えるでしょう。
途中地下鉄が間引き運転をしていたため間に合うか不安でしたが、なんとか開場前に辿り着くことができました。
会場周辺には開場を待つ観客や普通に物販販売をしている出演陣やスタッフさん、そして主に北海道内メディアの取材陣で溢れかえっていました。
NHK(たぶん北海道支局)を含めUHBやHBCなど北海道ローカルのテレビ局も揃い踏みで、道新の腕章をつけた人もいました。
出張許可が出なかったのかもしれません。
私が家族を連れてウロウロしていると、釧路新聞の記者さんが声をかけてきて取材を受けました。
するとその間に妻と子供はテレビ局の取材にガッチリ捕まっていました。
よくわからずに私に連れられてきた妻はまともな受け答えもできずにオロオロしていたようです。
インタビュー内容は一家揃ってポンコツで使い所はないでしょうけど。
そんな中、私が夏休みに新根室プロレス本部に行った際に対応してくれた店員さんがいたので少し話をしてみました。
解散は年内いっぱいと聞いていましたが今後の予定は全否定されました。
まあプロレスは予定調和と裏切りのギャップを楽しむものでもあるので、もしかしたら年内に何かあるかもしれません。
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いよいよ開幕。本家と見紛うMCクオリティ!
当初は午前11:30開場・12:00開演の予定でしたが、台風の影響で午前中は電車がまともに動いていなかったため14:30開場・15:00開演に時間をずらして行われました。
そしていよいよ開演の15時、司会のMCマーシーさんがまず挨拶と諸注意のためリング上へ。
もちろん新根室プロレスの単独興行を観に来ているので観客全員が手を挙げます。
初めてなんだ、と思いつつ話を聞きます。
そして自分たちでお客さんを集めて興行するのも初めてなんです。
言われてみれば確かにそうです。
新根室プロレスのメンバーが東京で参戦する時も他団体へのゲスト参戦でしたからね。
こんな感じで挨拶がてら漫談を披露したあと、観戦にあたり新根室プロレス独自の注意事項について説明をしてくれました。
からだ、ブヨブヨです。
派手な技、出ません。
空中殺法、できません。
そういうものとして観てください。
それで返金しろとかはやめてください。
これは新根室プロレスを観る上で非常に大事なことです。
モットーが。
- 無理しない
- 怪我しない
- 明日も仕事
でわかるように、レスラー含めみんな本業が別にあります。
言ってしまえば本気のプロレスごっこです。
プロレスは技術とエンターテイメントの両面を持って成立しますが、新根室プロレスはエンターテイメント性に全振りした団体と思って観るのが正しい見方です。
話は戻りますがこのMCマーシーさん、
めちゃくちゃ似てます。
本家が出オチの人だったこともあり、失礼ながら見た目を似せているくらいのイメージを勝手に持っていましたが、見た目、声、間の取り方など全てソックリです。
途中、「実は本物なのか?」と疑うくらいに似ていました。
噛んだりしてたまに滑舌が悪くなるところも最近の本家みたいで驚きました。
観客の掴みをバッチリ終えた後に本来の仕事である実況の席へと戻ります。
そしてMCマーシーさんは、この後も八面六臂の活躍をみせることになります。
いよいよ試合開始。トラブルもあったけどどれも名勝負!
ここからは今回の新根室プロレス公演の試合の模様を思い出しながら書いていきます。
第1試合:下着三四郎 VS 永田ゆうじろう
第1試合はなんか動画で観たことがあるような気がします。
おそらく掴みとしては最高の安定感を誇るカードなのでしょう。
1人変態大社長こと下着三四郎選手は非常に口数が少なく、ギブアップなどの意思表示も重ね履きしたブリーフで行うシャイボーイです。
一方、対戦相手の永田ゆうじろう選手は無駄な動きが一切ありません。
相手の力を100%利用して技につなげたり、時には第三者の動きを利用して技を繰り出す不思議な戦い方をします。
特別レフェリーはDJ皇潤さん、こちらもなかなか完成度が高いですね。
試合は序盤下着選手優勢で進みます。
しかし下着選手がフォールをしてもDJ皇潤さんがカウント中にスクラッチをしたりして勝機を逃してしまいます。
それでもトップロープから飛んだ永田選手にスタナーを決めるなど下着選手が奮闘。
場外乱闘も発生します。
永田選手は最前列のお客さんの力をうまく利用した技を駆使して、下着選手と張り手の応酬をします。
このお客さんは仕込みでもなんでもなく、永田選手がこの女性の前に来たときに実況のマーシーさんが、
お客さんも含めて新根室ですよ?
と念押ししていました。
そしてこの女性、新根室らしからぬかなりのパワーを永田選手に与えていたようです。
会場にすごい張り手の音が響いていましたよ。
試合はその後、不利だった永田選手が起死回生の腕ひしぎを決め、下着選手がブリーフでギブアップの意思表示をして試合終了。
永田選手の勝利でした。
全然伝わってる気がしないんですが…。
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第2試合:キャッシー中島マイマッハ隼人 VS “Brother”GAKKEY
続く第2試合では、残念ながらキャッシー中島選手が台風の影響で東京にたどり着けず欠場となってしまいました。
おそらく本業で有給を取れずに前乗りができなかったのでしょう。残念です。
しかしそこは柔軟性に定評のある新根室プロレス、本来この試合のレフェリーをするはずだったマイマッハ隼人さんが急遽代役として参戦することになりました。
本来の出場選手だったキャッシー中島選手はハワイアンのキャラクターだったらしく、取り巻きのハワイアンの人を引き連れて登場し、リング上でファイアーダンスっぽいパフォーマンスをする予定だったんだそうです。
そしてその引き連れているハワイアンたちは会場にちゃんと来ていました。
というわけでマイマッハ選手がやったことのないハワイアンキャラを無理矢理継承し、観客にレイを配ったりリング上でのパフォーマンスを披露してくれたりしました。
一方、対戦相手のGAKKEY選手は新根室プロレスの選手とは思えないほどの恵体で、”リアルドンキーコング”の異名をとっています。
奥さんを引き連れて入場してきました。
そしてコーナーに登りなぜか持参したパイナップルをグシャグシャに握って周りをビチャビチャにしてしまいます。
そして本来レフェリーだったマイマッハ選手が対戦相手になったことによりレフェリーが空席となっています。
どうするのかなーと思っているとマーシーさんがおもむろに、
と言って、実況マイクを解説の鈴木健さんに渡してリングに向かっていきました。
アマチュア団体だけあって普段からトラブルが多いでしょうから割とみんな代役として機能するオールマイティさを持ち合わせているようですね。
さて試合ですが、序盤は新根室プロレスらしからぬ強めの打撃の応酬から始まります。
GAKKEY選手の攻撃が強いという理由で反則のカウントを取られるという珍事もありました。
そんな中急遽参戦のマイマッハ選手がGAKKEY選手を追い詰める場面も。
するとセコンドとして付いていたGAKKEY選手の奥さんが、ピンチのGAKKEY選手に対してなぜかバナナを差し出します。
そしてそれを試合中にも関わらずモリモリたいらげると、バナナパワーで元気を取り戻したGAKKEY選手が攻勢に転じ大逆転勝利となりました。
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第3試合:おっさんタイガー&TOMOYA VS ブラッドオコーナー&ドンレオ嬢サン
3試合目はタッグマッチです。
サムソン宮本さんの弟(?)である本部長おっさんタイガー選手と、メガネのプリンスという二つ名を持つTOMOYA選手のタッグ。
ちなみに内地の方のために解説しますと、TOMOYA選手の二つ名である「メガネのプリンス」は北海道内に展開するメガネチェーン店そのままです。
毎日のようにテレビCMが流れていますので道民でメガネのプリンスを知らない人はいません。
ちなみに11月21日まで「遠近両用メガネ祭り」を開催中です。
対するはブラッドオコーナー選手とドンレオ嬢サンのタッグ、見るからにヒール感満載です。
実際のレスラーにいそうな恵体の2人です。ぶっちゃけ超強そう…。
残念ながらレフェリーの日陰TDOさん、そしてヒールタッグのマネージャーであるはるか嬢さんは台風のため来場が叶いませんでした。
2人がいたらどんなムーブを見せてくれたんでしょうか。
そのためレフェリーは第2試合に引き続きMCマーシーさんが務めます。
合間の司会やりながらですからすごい仕事量ですこの方。
実況席でおびただしい量の水を飲んでいましたよ。
ちなみにはるか嬢さんは以前上野で行われた大日本プロレスの興行でアンドレザ選手の試合のレフェリーを務めていました。
メインのポセイドンマッチでアンドレザ選手の対戦相手だったスタン小林選手にひたすら地味に冷水を浴びせられていたのが印象的でした。
話は戻りますがTOMOYA選手は入場時になんと、客席に向かってメガネをバラ撒いていました。
何人かに手渡しとかではなく、餅まきみたいなレベルで大量のメガネを客席に投げる画はこの上なくシュールでした。
コストとかすごそうですよね…。
↑わかりにくいですが右手に投げる用のメガネを持っています。
そして試合開始後、先発のおっさんタイガー選手とブラッドオコーナー選手からお互い試合権が移り、TOMOYA選手とドンレオ嬢サン選手になったのですが何やら様子が変です。
なんとTOMOYA選手は眼鏡をかけたまま試合に臨んでいるようです。
ドンレオ選手に怒鳴られても眼鏡を外す様子はありません。さすがメガネのプリンス。
なおも眼鏡を取れと怒鳴るドンレオ選手。
と実況席もヒールのはずのドンレオ選手に同調。
しかし、
嫌なんだ…。
なおも説得を続けるドンレオ選手。
と、もうヒールとベビーの対立軸がメチャクチャに。
なぜかこちらも譲りません。
自分のコーナーに戻るドンレオ選手。
とパートナーのブラッドオコーナー選手に愚痴っていました。
そしてリング中央に戻ってくるなりTOMOYA選手の頭を抱え顔面をロープに擦りつけます。
ドンレオ選手はその後もレフェリーであるマーシーさんに眼鏡を外させろと詰め寄りますが、マーシーさん自身も眼鏡のため問題なしとして試合は続行されました。
そんな中、新根室プロレスとは思えないキレッキレの動きを披露していたのがおっさんタイガー選手です。
この方、ちゃんとしたルチャやります。
もう速すぎて写真とか取れませんでした。
メキシコで修行してきたマスクマンみたいな動きするんですよ。
新根室ですよ?おっさんですよ?
そしてまたドンレオ選手とブラッドオコーナー選手の受けもしっかりしているので素人ルチャにありがちなもっさり感もありません。
多分みんな趣味の域を超えた練習積んでると思いました。
さらにはコーナーポストから2人への場外ダイブまでやってくれました。
これには観客もビックリで大喝采だったのですが、その後おっさんタイガー選手が足を引きずっていたのでもしかしたら足をやってしまったかもしれません。
私以外にも「無理しないで…。」という思いで見ていた観客も多かったと思います。
そして試合終盤、眼鏡を外さずに戦っているTOMOYA選手への怒りが頂点に達したドンレオ選手が、TOMOYA選手の眼鏡を無理矢理外し、目の前でバキバキに折ってしまいます。
眼鏡を取られたTOMOYA選手は前が見えずにやすし師匠のメガネメガネムーブをするばかりです。
絶対的ピンチのTOMOYA選手、眼鏡がなくては戦えないのに眼鏡は既に壊されています。
藁をも掴む思いで叫びます。
すると不思議なことに客席のいたるところからリングに向かって無数の眼鏡が投げ入れられてきます。不思議ですね!
そしていそいそと実況席に戻るMCマーシーさん。
おそらくこれが言いたいが為にレフェリーを中座して実況席に戻ってきたんだと思います。
プロ根性ですね!
リング上には大量の眼鏡、しかしドンレオ選手もボーッと見ているわけではありません。
リング上の眼鏡を次々にリング外へ払いのけていきます。
そして客席に投げ入れられた眼鏡は全て排除し終わったのですが、再三にわたり眼鏡を粗末に扱ったドンレオ選手への怒りで覚醒したTOMOYA選手。
超サイヤ人の如く怒りで戦闘力が大幅に上がりドンレオ選手を圧倒して勝利となりました。
前が見えてないはずなんですが多分覚醒したときに心眼も覚醒したんでしょうね(適当)。
娘も完全にメガネさんで覚えてましたよ。
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第4試合:アンドレザ・ジャイアントパンダ VS ジャイアントZOZOマシン
さて次の試合は、前日調印式が残念ながら中止となってしまったアンドレザ・ジャイアントパンダ選手の試合です。
対戦相手は以前敗北を喫した因縁の相手「ジャイアントZOZOマシン」選手です。
最後の大会なのでここはスッキリ勝ってほしいところです。
まずはレフェリーを務めるスマイリーヒロさんが入場します。
ご覧の通り動きが速くてブレッブレです。
体も出来上がっていて何者なのかと思ったらエアロビのすごい人なんだそうです。
リング状でキレッキレのダンスを披露してくれました。
そしてまずジャイアントZOZOマシン選手がマネージャーの将軍KY若松さんとともに入場してきます。
この若松さん、最初はただの滑舌の悪いおじいさんかと思っていましたが、帰って調べてみたところかなりすごい人でした。
そして何と芦別市議会議員…よくばりセットですね。
つづいてアンドレザ選手が息子のラジャくんとマネージャーであるサムソン宮本代表とともに入場してきます。
なんとタイガーマスクになっています。
アンドレザ・ジャイアント・タイガーとはこれもまたよくばりセットですね。
でもかわいい。
そしてこちらも特注と思われるガウン(?)を着ているのですが…
裏表でした。
さすがのパンダも大舞台で緊張したのでしょう。
前回の興行でもこのカードはあったのですが、アンドレザ選手側にトラブルが発生、急遽息子のラジャくんがZOZOマシン選手に戦いを挑むも瞬殺されてしまいました。
その悔しさからかラジャくんはZOZOマシン選手に襲いかかります。しかし…
またも瞬殺です。
これに怒ったアンドレザが…という展開にはならずなぜか静観のアンドレザ選手。息子に厳しいですね…。
さて試合ですが、アンドレザ選手があの巨体でまさかのドロップキックを放ち両者倒れ込みますが、先に立ち上がったアンドレザ選手が倒れているZOZOマシン選手にアンドレザプレスを決めてそのままフォール。
アンドレザ選手が見事にリベンジを果たすことになりました。
もちろんドロップキックの写真は撮れていません。
エキストラマッチ:アンドレザ・ジャイアントパンダ VS ビッグマン・ベイダー
さて先の試合は見事アンドレザ選手が勝ちましたが、これに納得のいかないのがマネージャーのKY若松さんです。
新たに用意した選手と戦えとアンドレザの再試合を要求します。
アンドレザもこれを了承、次の対戦相手は…
ビッグマン・ベイダー選手です。
アンドレザ選手は2月のマサ斎藤さん追悼試合でベイダー選手に手痛い敗北を喫していますのでこちらのリベンジも果たしておきたいところです。
ちなみにビッグマンベイダー選手について調べてみたところ、新根室プロレスではなく「TPG天空プロレス軍団」の所属なんだそうです。
いずれにせよこの試合は団体の枠を超えた壮大なリベンジマッチの様相を呈してきました。
試合はビッグマン選手やや優勢で進んでいきます。
そんな中、アンドレザ選手は起死回生のヘッドバッドで相討ちのような形になり両者ダウンとなるのですが、ここで本日一番の大トラブルが発生します。
アンドレザ選手の持病の発作が起こり、体がみるみるしぼんでいきます。
異変を察知したレフェリーが人道的観点からダウンカウントを中断し、なんとプロレス史上初のリング上での外科手術が行われる事になりました。
プライバシーに配慮して布で隠し、証明もムーディーな明るさに落とされます。
そして新根室プロレスの幹部が工具箱でアンドレザ選手の手術を敢行します。
そして結構時間はかかりましたがなんとか手術は成功し、アンドレザ選手の体にも生気が漲ってきました。
そして試合は再開されアンドレザ選手もなんとか立ち上が…
ファッ!?
なぜかアンドレザ選手が倒立状態で復活しました。
しかも頭だけの1点倒立です。
当然ながらボディがガラ空きです。
倒立状態のアンドレザ選手のガラ空きボディに何発もパンチを見舞うビッグマン選手。
不気味とはいえ動く様子はないわけですからビッグマン選手のラッシュは続きます。
しかし次の瞬間、アンドレザがダブルニーを繰り出し、それがビッグマン選手にガッチリとヒットして両者リングに倒れ込みます。
このあと折り重なったアンドレザ選手の体をマネージャーのサムソン代表がずらしてフォールの体勢に、そのまま3カウントでアンドレザ選手の勝利となりました。
大手術を乗り越え勝利したアンドレザ選手に息子のラジャくんが駆け寄ります。
そしてもう一人、アンドレザ選手の妻である婷婷(ティンティン)さんが登場し、家族3人での大団円となりました。
最終公演にふさわしいハッピーエンドで公演を終えたと思っていると…。
第一部!?
なんと新根室プロレスの東京公演は二部構成になっていたのです。
そしてリングから3列目で3,980円!安い!
というわけでこの記事もその2へ続きます。
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新根室プロレス観戦記その1まとめ。
ずっと観てみたいと思っていた新根室プロレスをやっと観ることができました。
しかも東京新木場という300人以上収容の大舞台です。
今までにない大舞台での単独公演で選手やスタッフの皆さんも心臓がはちきれんばかりのプレッシャーだったと思います。
更には台風のせいで前夜祭が中止となり、欠場を余儀なくされる選手が続出するなどプレッシャー以外のトラブルとも戦わなくてはいけなくなりました。
そんな中彼らが見せてくれたのは、私の予想を遥かに上回るクオリティのプロレスでした。
予想以上に練り込まれたブック、滑らずしっかり取る笑い、伏線の回収や意外性などすべてが見事なものでした。
失礼ながら正直新根室プロレスがここまですごいものを観せてくれることは期待していませんでした。
今回の興行を見ながら、これが今回で終わってしまうのは寂しいだけでなく勿体ないとも思えてきました。
それくらい素晴らしい興行であったことをこの記事で少しでも伝えられていれば幸いでございますよ。
ではまた!
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